「着たい服」と「似合う服」の差は永遠の悩み。自分スタイルの見つけ方
短めのフレアスカートは言うまでもなく似合わなくなった。似合わないどころか、まわりから「イタい」「それはひどい」と批判を浴びた(笑)。
あるとき、「あなたは、着ている服が若っぽいから若く見えるんですよ」と、辛口な男性からズバッと嫌味を言われ、我に返った。
服の若さで自分を若く見せようと、浅ましくあがくのはきっぱりやめようと。そのときから服の転換をはかることにしたのだ。
もうひとつ、決定的に似合わなくなったものがボーダーの服。20〜30代、似合うと信じてたくさん着ていたボーダー服だが、自分から女としての湿度を根こそぎ吸い取るものだと気づいて以来、一部を部屋着に格下げし、あとは処分した。
■「高見え」という軸を思い切って捨てると楽になる
毎日服を選び、着て、周りからの評価を謙虚に受け止める。
逆に、「人からどう思われようと知ったこっちゃない!」と好きな服をまとって休日過ごす。
トライアンドエラー。ファッション修行はこれの繰り返し。
こうして今でも自分スタイルの服を絶賛模索中の私。その軸は今でも日々刻々と変わっている。
ただ、ずっと変わらないと思う軸は、「自分が着ていて着心地のいい服」