「着たい服」と「似合う服」の差は永遠の悩み。自分スタイルの見つけ方
を選ぶ、ということ。
仕立ての丁寧さや生地の肌触りの良さといった点はもちろん、何よりその服をデザインし、パターンを起こし、生地やボタンを選んだ人の”愛”を感じる服だと一番嬉しい。
さらに、いわゆる最近はやりのプチプライスの服を選ぶ際の視点である「高見え」=人から見て「高そうな服に見える」というフィルターを、あるとき思い切って捨ててみた。
そうすると服選びは驚くほど楽になった。
「自分が着ていて着心地のいい服」
この視点を服選びの中心に据えると、服選びはとっても楽になりスムーズになる。なぜなら、ただシンプルに自分の気持ちと対話してジャッジするだけで良いからだ。
■自分スタイルの服探しは、終着駅のない旅のようなもの
自分に似合う服って何だろう?自分はどんな服が好きなのだろう?どんな服を着れば幸せになれるのだろう?
女性はずっと悩んで模索して生きている。答えはなかなか見つからない。
でも私はそれで正解だと思っている。
20歳のときに着ていた服を今一枚も持っていないのと同じように、今着ている服を70歳になっても着ているとは思えないからだ。
人生の答えが見つからないまま人は年を重ねる。