セカンドチャンスは誰にでも訪れる――映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
著:ジェームズ・ボーエン訳:服部 京子出版社:辰巳出版単行本:277ページ発売日:2013/12/14価格:1728円原著初版:2012年9月※原題の“A Street Cat Named Bob”はテネシー・ウィリアムズの戯曲、“A Streetcar Named Desire”(『欲望という名の電車』)をもじったものです。さしずめ日本なら、『吾輩は野良猫である』といったところでしょうか。なんとも遊び心がきいていますね。
原作『ボブという名のストリート・キャット』は、世界28カ国語に翻訳され、ベストセラーとなっています。
ふたりがお互いを「見つけ合う」過程や、映画では触れていないジェームズと母との和解が描かれているので、書籍もぜひ手にとってみてください。
『ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険』(原題:“The World According to Bob: The further adventures of one man and his street-wise cat”)著:ジェームズ・ボーエン訳:服部 京子出版社:辰巳出版単行本:280ページ発売日:2014/12/16価格:1728円原著初版:2013年7月※二作目の原題“The World According to Bob”は、ジョン・アーヴィングの小説、“The World According to Garp”(『ガープの世界』)