『ウチの夫は仕事ができない』第9話あらすじ - すれ違う夫婦。そして妻は出ていった!?
最近忙しくなったから、両親学級にも行けないかもしれない、と司が言い出しても責めない。しかし、司がお弁当を食べていなかったことに、フツッと何か糸が切れたようになる。
一緒の時間が減っても、沙也加にとってお弁当は司とのコミュニケーションツールのひとつだった。
泣きながらお弁当を捨てる姿を見るのはなんとも辛い。
あんなに沙也加に優しかった司と今の司とを重ねて、胸が痛くなった第9話。沙也加が一番!だったのに、急に仕事に傾いた。
沙也加がいなくなり、沙也加のお弁当ノートを見つけて、司は改めて沙也加の存在の大きさを知る。それでも、最初は「大きな仕事を任されて、責任だってあるし。
沙也加と生まれてくる子どものためにがんばってるのになんでわかってくれないの」なんて言ってたけれど!
「私の好きだったつかポンはどこに行っちゃったの!」と沙也加に怒られるのも仕方がない。
夫婦は他人だ。「なんでわかってくれないの」。それは日々の生活の中で何度も思うことだけれど、わかろうとする努力も、わかってもらおうとする努力もする。ただ、気持ちがすれ違い始めると、その努力が辛くなってくる。
投げ出したくもなる。でも、そこでわかり合おうという気持ちがあるからこそ、家族になれるのではないだろうか。