手に汗握る超展開! 銃規制法案を巡るロビー活動を描く『女神の見えざる手』 - 古川ケイの「映画は、微笑む。」#25
だと推測した。自分では服を買いに行かず、スタイリストが自分に合ったアイテムを持ってきてくれる」
「彼女の服は、美しさやおしゃれのためではなく、世界と渡り合う武装のようなもの。胸元が大きく開いたブラウスや短いスカートは身につけず、色は黒がメインで、マゼンタ、ダークグリーン、紫がかったピンクなど強い色味を選んだ。」
と語ります。
この条件を元に選ばれたのは、ピアジェの腕時計、サンローランや、ヴィクトリア・ベッカムのスーツやドレス、そして14〜15cmのハイヒール。細いヒールで颯爽と歩くエリザベスの格好良さに、思わずため息がこぼれてしまいます。
全米のトップ・ロビイストたちの仕事ぶりを知るお仕事ムービーとしても、ひとりの女性の人生を描いたヒューマンドラマとしても楽しめる本作。
ストーリーの全篇にひねりがあり、先を読んだと思っていても、さらに物語が二転三転する本作は、最後の最後まで驚きに満ちた展開が待っています。
DRESS読者のみなさんの知的好奇心をきっと満たしてくれるノンストップ社会派サスペンス『女神の見えざる手』は、10月20日(金)より全国ロードショーです。
◼︎『女神の見えざる手』公開情報
『女神の見えざる手』
10月20日(金)