肝心なのは、「女度」とのバランス。甘辛MIXコーデの楽しみ
9回裏の大逆転! という感じ。
■甘くも辛くもないけれど、取り扱い注意な服もある
甘い=可愛い、ラブリー
辛い=カッコいい、男前
とざっくり定義するならば、どちらにも当てはまらない服がある。
ヒョウ柄のジャガード織のロングタイトスカート。
あえて言うならば「女度」が高い服。
キリっとしていているけれど、服に色気があって、でもナヨナヨしているわけでもない。男っぽい要素はないけれど、ラブリーではない。
甘辛ミックスのコーデの方法は、この「女度」が高い服に対しても応用できる。
普通のニット+ハイヒールで履いてしまっては、女っぽさがトゥーマッチで胸やけがしそうなこのスカート。
そこで、ジルサンダーのシンプルマニッシュな白いシャツとゴツい、レースアップのショートブーツに合わせることで糖度を中和させ、女っぽさを下げてみた。
最後にグレーのファーのマフラーをトッピング。
全体をなじませる。
■人によっても自分の体調によっても「糖度」は異なる
実は、同じ服でも着る人によってまったく印象が異なるのが甘辛MIXのファッションの特徴。
モデルさんの真似をしてコーデ一式買い揃えて着ても、全然違った印象になるのは、モデルさんと自分の中にある「女度」