くらし情報『『コウノドリ』8話。まさかの医療ミス! 自分の過ちを成長につなげられるか?』

2017年12月8日 22:50

『コウノドリ』8話。まさかの医療ミス! 自分の過ちを成長につなげられるか?

その姿勢は『コウノドリ』がサクラたちの行動を通して、一貫して主張してきたことだ。

「俺は、この街を、子どもの産めない街にはさせない」
「……だったら、生きろよ!」

このやりとりが大変熱い。実は台本では「治療してくれよ」というセリフだったが、現場で四宮役の星野源が土井裕泰監督と話し合って、「だったら、生きろよ!」に変更したのだという。四宮は「町の妊婦たちを守る」という父の考えを理解しながら、同時に息子として「死なないでくれよ父さん」という気持ちも強かった。その両方が重なり、このセリフになったのだという(オフィシャルサイト星野源インタビューより)。

星野源の父親役の塩見三省は4年前に脳出血で倒れ、昨年仕事に復帰したばかり。病を押して産科医の仕事を全うする父親役にリアリティを与えていた。ふたりの顔立ちもどことなく似ている。


四宮の父のエピソードは、白川のエピソードと関連している。高度な医療を追い求めるばかりでは、大切なものを見落とすことがあるということだ。四宮の父は、最期のときまで力を振り絞って妊婦たちに寄り添うことを選んだ。「父さん、この街のお産を守ることが使命だと思っている。だから最後までやらせてくれ」

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