くらし情報『米フィギュア界で起きた実話を描く『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』 古川ケイの「映画は、微笑む。」#48』

米フィギュア界で起きた実話を描く『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』 古川ケイの「映画は、微笑む。」#48

◼︎米フィギュア界で実際に起きた前代未聞の襲撃事件

DRESS読者のみなさん、こんにちは。

今回みなさんにご紹介したいのは、フィギュアスケート史上、最大のスキャンダルとなった「ナンシー・ケリガン襲撃事件」をテーマに描いた『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』。

アメリカン人女性としては初、世界では伊藤みどり選手に続き、史上ふたり目のトリプルアクセル成功者であるトーニャ・ハーディング。彼女が1994年に、元夫らにライバル選手の襲撃を命じたと疑惑の目を向けられると、マスコミのネタとなり、世間を騒がせました。

本作では、トーニャの生い立ちから、いかにして事件が起きたのかまで、人生の絶頂からどん底へと突き落とされた彼女の半生を、悲しくも、ユーモラスに描き出します。

目次

・◼︎米フィギュア界で実際に起きた前代未聞の襲撃事件
・◼︎『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のストーリー
・◼︎「ナンシー・ケリガン襲撃事件」って?
・◼︎主演女優 マーゴット・ロビーは、結婚式の前日もスケートリンクの上に立っていた。
・◼︎演技派、アリソン・ジャネイ演じる母親にも注目!
・◼︎『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』公開情報


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◼︎『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のストーリー

1970年、米オレゴン州、ポートランド。

低所得で学もない母ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)の四番目の夫との間に生まれたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は、幼い頃からスケートの才能を開花させる。しかし、気に入らないことがあるたびに娘を罵倒する母親から日常的に暴力を受けていた。

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