くらし情報『『レディ・バード』は母と娘の愛を描いた静かな感動作 古川ケイの「映画は、微笑む。」#52』

2018年6月1日 11:30

『レディ・バード』は母と娘の愛を描いた静かな感動作 古川ケイの「映画は、微笑む。」#52

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カトリック系高校で高校生活最後の年を迎えたクリスティンは、進学先を決めるため、母と大学見学に出かける。

だが、帰りの車中でクリスティンが「文化のあるニューヨークやニューハンプシャーの大学に進学したい」と言ったせいで、地元の大学に行かせたい母と大げんか。

癇癪を起こして車から飛び降りたクリスティンは右腕を骨折してしまうのだった。


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そんなある日、クリスティンは高校のシスターに勧められ、親友のジュリーと一緒にミュージカルのオーディションを受けることになる。

そこで気になった好青年のダニーと親しくなったクリスティンは、高校のダンス・パーティーで踊った後にダニーとキスを交わし有頂天になるが……。

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◼︎”レディ・バード”がとにかく可愛い!

主人公クリスティン(レディ・バード)を演じるのは、『つぐない』(2007年)でアカデミー助演女優賞、『ブルックリン』(2015年)でアカデミー主演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンです。

若干24歳でありながら、本作でゴールデン・グローブ主演女優賞を受賞し、アカデミー主演女優賞にもノミネートされるなど、演技派女優としてハリウッドで活躍を続けているシアーシャは、本作でも素晴らしい演技を見せてくれます。

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