映画『猫は抱くもの』感想。ありふれた日常が色鮮やかに輝きはじめる“猫映画”の決定版!
のボーカル&ギター 峯田和伸、不思議な力を持った老猫を監督でもあり俳優の岩松了、迷い猫のキイロ役には「水曜日のカンパネラ」のコムアイが演じ劇中歌も手がけるなど、個性豊かなキャスティングも注目です!
主人公にとって猫は、寄り添いありのままの自分を愛してくれる存在ですが、猫に限らず自分にとって大切な”何か”と良い関係で日々を過ごすことの幸福感は誰もが共感するところでしょう。
良男ならずともハラハラしてツッコミどころ満載な沙織ですが、彼女は自分らしく生きるすべを見つけることができるのでしょうか。
映画の中で繰り広げられる舞台・音楽・アニメーションを駆使した遊び心いっぱいの演出も見どころです。
ぜひ、映画館でお楽しみくださいませ!
■映画『猫は抱くもの』あらすじー自分を人間だと思い込むロシアンブルーの猫・良男が元アイドルに恋をした!
田舎町のスーパーで働く沙織(沢尻エリカ)は、かつて売れないアイドルグループのメンバーだったアラサーの女性。歌手としての夢を諦め、何もかもが嫌になって東京を逃げ出し、とある田舎町へ。
自分を好きになれず、周囲にも溶け込めない彼女が心を開けるのは、裏の倉庫でこっそり飼っているロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)