くらし情報『映画『猫は抱くもの』感想。ありふれた日常が色鮮やかに輝きはじめる“猫映画”の決定版!』

2018年6月28日 16:00

映画『猫は抱くもの』感想。ありふれた日常が色鮮やかに輝きはじめる“猫映画”の決定版!

だけ。

空き時間にそっと訪ねては、今日あった出来事や、哀しかったこと、腹が立ったこと、頭に描いた妄想など、さまざまな心の内を話して聞かせています。

そんな沙織の心に寄り添ううちに、良男はいつしか自分も人間で、彼女を守れるたったひとりの恋人なのだと思い込んでしまいます。

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ある日、スーパーで万引きをした女子高校生が捕まりました。

保護者代わりにやってきたのは、叔父の後藤保(峯田和伸)という“ゴッホ”と呼ばれる画家。

沙織はゴッホについても、あれこれと勝手な想像を良男に語ります。

そんなとき、沙織は、心を許しかけていた年下の上司から手痛い裏切りにあってしまいます。

良男を抱きしめ涙を流す沙織。


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その夜、沙織のそばにいてあげたいという思いに駆られた良男は、満月に誘われるように外の世界に飛び出して沙織のアパートへ走りますが、夜道で足を滑らせ暗い川へ落ちてしまいます。

たどり着いたのは野良猫たちが集まる「ねこすて橋」のたもと。

良男はそこで、ゴッホの飼い猫だったキイロ(コムアイ)や、不思議な力を持つ長老猫(岩松了)と出会うのでした。


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一方、必死になって良男を探す沙織のもとに、東京のテレビ局から、かつて沙織が所属し解散してしまったアイドルグループ「サニーズ」

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