「私なんて太ってるから」って言うのやめない? M〜6Lまで展開するブランドのデザイナーが伝えたいこと
サイズも多くあるわけではない。
過去にリメイクした洋服の一例
そこでSUSIEさんはリメイクを始める。大きいサイズが比較的充実しているGAPで一番大きいサイズのトップスを買い、脇を切って布を足すこともあった。
パンツはデニムがメインで、男性向けのデニムを買って、かわいいレースを付けるなどして、3人が本来持っているかわいらしい魅力を最大限に引き出す工夫を凝らした。
「お三方のスタイリングをしていたとき、『太っているからこうしたほうがいい』みたいな発想はまったくなかったです。『こうしたらもっとかわいい』『この服はとても似合っておしゃれだろうな』みたいな思いで、突き進んでいましたね」
人は一人ひとり違う魅力がある。透き通るような肌、もっちりした質感が伝わるような肌質、印象的な瞳、癒し系な丸顔、人を幸せにする輝く笑顔etc.装うことで、それぞれの良いところを強調して見せるのがSUSIEさんの願いだ。
■「おしゃれしないとただのデブ」の言葉で気づいたこと
モンスタードロップス立ち上げを後押ししたのは、多くの女性たちからもらったメッセージだった。中でもSUSIEさんが今でも覚えていて、ときどき思い出すのは、専門学校生だったふくよかな女性の言葉だ。