恋愛で傷ついたことのあるすべての人へ。映画『マイ・プレシャス・リスト』
大学時代、孤独だった自分に手を差し伸べてくれたと思った大学教授のハリソンに、深く傷つけられてしまったのです。
いつも婚約者の影がちらつくマットとはうまくいかず、一番のお気に入りの本をハリソンに貸したまま返してもらえていないため「一番お気に入りの本を読む」の課題もクリアできないキャリー。
リストをクリアする意味を見失いそうになるキャリーでしたが、クリスマスイブの日、ふとしたきっかけで隣の部屋に住む青年・サイと散歩に出かけることになります。
サイの言葉に後押しされ、自分自身の過去と向き合うことを決めたキャリーは、大好きな本を返してもらいにハリソン教授のもとに行く決心をします。
果たして、キャリーはリストの課題を全てクリアし、幸せを手にすることができるのでしょうか?
IQ185なのにコミュニケーション能力ゼロという”屈折女子”のキャリーですが、恋に仕事に夢に悩むその姿や、一生懸命に生きているのに空回りしてしまう姿は、きっと誰もが共感してしまうことでしょう。
社会に馴染めず心を閉ざしている主人公が、セラピストから”幸せになるためのリスト”を渡され、そのリストの課題を実践することで成長していく姿を描いた『マイ・プレシャス・リスト』。