月面に初めて降り立った男を描いた映画『ファースト・マン』
1962年、NASAの宇宙飛行士に選ばれたニールは、妻と長男を連れてヒューストンに引っ越しをする。
宇宙計画でアメリカに圧勝していたソ連ですらまだ到着していない月を目指すと指揮官は宣言。月面着陸に向けての宇宙船のドッキングを実証するジェミニ計画、そしてそれが成功した暁には、月面に着陸するアポロ計画へと移行することが決まるが……。
◼︎NASAの全面協力により成し遂げられた映像
本作で一番の見どころとなっているのは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー撮影賞を受賞した撮影監督リヌス・サンドグレンが、IMAX65ミリカメラをつかってダイナミックに描く宇宙のシーンでしょう。
NASAの全面協力により成し遂げられた飛行船内部や宇宙のシーンは、主人公であるアポロ11号船長ニール・アームストロングの視点で撮影され、究極の臨場感を醸し出しています。アームストロングが実際に味わった振動や浮遊感、極限状態での緊迫感や、閉鎖的な宇宙船内から広大な宇宙へと解き放たれる開放感は、ぜひ大スクリーンで体験してください!
◼︎家族の物語も見逃せない
本作でもうひとつ見逃せないポイントは、ニール・アームストロングの知られざる内面。