かわいすぎて悶絶!『リアム16歳、はじめての学校』は学園もの好き必見のラブコメディ
で長編映画監督デビューしました。
同作で、世界各地の映画祭で観客賞などを受賞して注目を集めたライドアウト監督。本作では、カナダの人気ミュージシャンの曲を全編に使用していたり、90年代を意識したカラフルな彩色やキュートなファッションで魅せるなど、そのポップなセンスを炸裂させています。
◼︎描かれるのは、親と子の普遍的な愛とすれ違い
ドラッグやセックスなどの危険から、とにかく息子を守りたい!と考えるクレアにとって、リアムが公立学校に通いたいと言い出したことは、思わず叫び出したいほどの悩みの種です。
小さい頃のリアムの写真を寝室の壁一面に飾ったり、子ども部屋のドアを取っ払ってしまったり、コンドームを暗闇でもつけられるようにと練習させたりするクレアの行動はかなりユニークに描かれていますが、その底にあるのは子どもへの普遍的な愛。
もつれ始めた親子関係を前に、改めてリアムと良い関係を築こうとする様子は、子どもを持つ親も、親を持つ子にとっても、きっと共感できるはずです。
◼︎気になる恋の行方は?
1991年生まれ、イギリス出身の女優、シオバーン・ウィリアムズ演じる、リアムの遅すぎる反抗期に火をつける義足の美少女・アナスタシア。