御朱印の転売、恫喝騒ぎが悲しい……御朱印帳を持つ方に伝えたい5つのこと
今回の御朱印のように、「かたちある」もので「限定」の、多くの方が「素敵だなと思う」ものには、大変な価値が生まれるものでしょう。
それを「好都合な商売」であると考えてしまう方も、いらっしゃるのかもしれませんが……。
神様から授かったものである「御朱印」を、「お金」というものに代える行為は、その意味を大きく貶めてしまいます。
世の中には、決して「お金には代えられないもの」がたくさんありますよね。あなたがいただいた「御朱印」も、そのひとつなのです。
5.すべての人が、互いに思いやりの「心」を持つ
立場は関係なく誰であっても等しく同じことなのですが、私たちはともに同じ時代と場所を生きる中で、互いを思いやりながら過ごしていきたいものです。
特に、神社はとても「神聖な場所」。神様のお住まいであり、神様のお庭であり、神様のための場所なのです。
その中で、自分の都合や主張ばかりを押し付け合うようなことは、その大切な場所を穢すことになってしまいます。
「神職」というのはまず第一に、神様のためにお仕えするという役割を担っています。
そしてもちろん、すべての人にとって神社が「神様を感じることのできる場所」