岡山県倉敷 美観地区に学ぶ 心が通った町づくりが伝えてくれるもの
岡山県の
倉敷にある
美観地区、様々な映画やドラマで使われるこの町並みはどこを取ってもフォトジェニック。そして実は各地からのアクセスも良好。そんな倉敷美観地区にこの秋は行ってみませんか? 今回は町の魅力を支える人たちをご紹介します。
近くて魅力がいっぱい倉敷美観地区岡山県倉敷市は江戸時代には幕府の天領として栄えた場所。なかでも「倉敷美観地区」は一歩足を踏み入れると美しい町並みと懐かしさが感じられます。また、和と洋が入り混じる古きよき日本の町並みとして、
伝統的建造物群保存地区にも指定されています。2014年には電線の地中化工事も完了し、電線に邪魔されない町並みと空を楽しむことができるのです。
左)川船渡し 右上)街並みを巡る人力車 右下)世界的な照明デザイナー石井幹子さんプロデュースの優しい灯りに照らされる、歴史的な街並み
観光客は年間340万人以上! 新幹線と在来線を使って東京から3時間半、大阪から1時間半、博多から2時間少々、と本当に近い。少し早起きをしたら日帰りも可能な近さ。小旅行にもぴったりですね。
そんな倉敷美観地区には見所が満載。格子窓の歴史的な町家やなまこ壁の蔵、船流しや世界的な照明デザイナーによるライトアップ、エル・グレコの「受胎告知」やクロード・モネの「睡蓮」など世界的な西洋美術のコレクションが見られる大原美術館… など。どれもが歩いて見てまわれる距離にあります。
しかし今回は、ガイドブックには載っていない、美観地区を守る人たちのお話を伺いました。