「きちんと感」から生まれる女性らしさ “ゆとり”ある女性が美しい理由
3. 「ゆるさ」とのバランスを意識する「律する」の捉え方のひとつとして、 “統制” や “管理” をするという意識がつい芽生えてしまい、
「厳しくする」と考えてしまう人もいるでしょう。規範を設けて自分自身をコントロールすることは “人” として必要なことではありますが、あまり力を入れすぎてしまうと
疲弊してしまい、
思考停止状態になってしまう可能性もあります。
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例えば、家や部屋はその人そのものの反映のため「断捨離して、部屋をキレイにしたら気持ちもすっきりする」と自分に“やるべきこと”を
課し過ぎてしまうと、すべてが終らないときに
自己嫌悪に陥りやすいです。確かに、気持ちだけではなく体も軽くなったような感覚も得られますが、今日、明日、明後日と片づけをする空間を決めて無理をせず
「ゆるさ」をもたらしながら取り組むようにしてくださいね。
食事についても当てはまります。「丁寧にきちんと食事をしなくてはいけない」と無理をして毎日作ろうとはせず、週2回は必ず手作りの食事にする、などの
ゆるさを持つ。忙しい人はとくに一般的な基準に自分を当てはめ、
できない自分をクローズアップすることのないようにしましょう。
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自分にとってできること、できないこと、そしてできるようになりたいことを一度整理し、できることから少しずつ、
ゆるさとのバランスをとりながら
長い目でみて取り組んでみてくださいね。
自分にとっての
“きちんと感”が感じられるようになると、きちんとすることが楽しくなり、
大人のゆとりが芽生えます。
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