連載記事:働くママの応援歌
子どもが発熱! 仕事と看病をどう乗り切る? ママたちの体験談【働くママの応援歌 Vol.6】
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■「病児保育付きの医院へ」(C子さんの場合)
C子さんは出版社にお勤め。激務のため、さぞかしお子さんの病気の時は大変だっただろうと思ったら、「うちの近所の内科医には別棟が託児施設になっていて、病気の子どもを預かってもらえました」といいます。
子どもを連れていった病院でそのまま看病してもらえるのです。究極のワンストップ医院ですね。子ども自身も寒い中、具合の悪いところを病院だ薬局だと連れまわされなくて済むので、負担が少なくて済みますね。治りも早いかもしれません。そんな病院がたくさんできるといいのに、と思います。
■「この子の母親はどうしたんだ?」(筆者の場合)
これは私(筆者)の経験なのですが、娘が病気のとき、祖父母に頼んで病院へ連れて行ってもらったら、医師から「この子の母親はどうしたんだ?」と母(祖母)が叱責されたそうです。そのことがいまでも忘れられません。子どもの健康管理は母親の務めという固定観念があったのですね。
確かに食事を作るのはお母さんという家が今でも多いでしょうから、役割分担としては家族の健康管理は母親の役目のことが多いでしょう。私の場合も三人の子どもを医者に連れていくのはほとんど私の役目でした。しかし、たまたまどうしても外せない仕事があって祖母に頼んだ際に、こう言われたのです。
子どもの健康を願わない親はいません。子どもの健康が第一です。
ただ、病気の急性期でなく、さほど危険のない時期であれば、仕事の都合をつけられないときには、
人に頼むことも仕方ないでしょう。いまどきのお医者さんには、そのような固定観念で母親を中傷することがないように願います。
三人が小さかった頃は、病院に行かない月はなかったくらいです。次々に家の中で感染するし、最後は自分にまでうつります。ノロウィルスが回ってきて、吐いて下してが夜中続いて、トイレの前で寝たことも一度や二度ではありません。風邪は年中行事のようになっていました。
もちろん予防対策にも気をつけたいです。ただ、過ぎてしまえば、
子育ての思い出の1ページになっていくことも付け加えておきます。
うちの場合は小学校の2年生になると、体力がついて、いろいろな菌への耐性もでき、病気の回数はぐっと減りました。
また、もしも看病を身内に頼むことができなければ、今は病児保育の専門機関に頼むという方法もありますね。
もう少しの辛抱です。暖かくなれば、風邪の流行は終わります。
これからも働くママたちを応援していますよ!
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