2017年11月12日 06:00|ウーマンエキサイト

家事しているつもり夫に鉄槌! 「名もなき家事」の見える化で家事分担戦争、終了へ…


■夫が気づかない「名もなき家事」を見える化する

家事の見える化、家事分担、名もなき家事

©Nichizhenova Elena‐stock.adobe.com


そこで、すべての家事とそれぞれに付随する「名もなき家事」をエクセルの表にしました。横軸には家事の大テーマ(料理、部屋掃除、水回り掃除、洗濯…など)を、縦軸にはそれぞれの細かい作業(献立、ストック管理、買い出し、料理、洗い物、食器をしまう…など)を書き出し、それぞれの担当に色をつけました。

「赤は私、青はあなたの担当です」と夫に差し出した一覧表は赤だらけ。自分では相当家事をしているつもりでいた夫もさすがに絶句し、家事分担の見直しについて素直に合意してくれました。

一覧表を作ってみて気づいたのは、「作業を分担するより、テーマ別で分担するほうがよい」ということでした。たとえば、夫は料理の中で洗い物の担当でしたが、スポンジの使い分けが雑だったり、洗った後の鍋を伏せて水切りをしておかないなど、私から細かいダメ出しを毎日のようにされていました。

結局、部分的な担当だと次工程での不便さに気付かず、言われて初めてやるレベルを越えられません。それならば、洗い物のかわりに水回り掃除をまるっと任せた方が良いのではと考えたのです。
結果、自分で考え工夫するようになり、ストック管理などの名もなき家事も自然にこなしてくれるようになりました。

■夫でもできることは何か? 手放せる分野を決めて任せてみる

家事分担を再考するにあたり、夫には「自分がやりたいけれど手が回っていない分野」を任せるようにしました。

私の場合、それは水回りとベランダの掃除…。もともと自分でもできておらず、いつも頭の片隅で「ああ今日もできなかった」と思ってしまう家事だったのです。それなら、たとえ雑な仕上がりだったとしても素直に感謝できそう!と考えました。

逆に、やり方や仕上がりにこだわりがある分野だと、つい口を出してしまったりイライラしてしまい、お互いに嫌な思いになりがち。これには夫も賛成してくれました。

こんなふうに家事全体を見渡しながら再分担したおかげで、イライラもバトルも激減! 家事の負担軽減だけでなく、お互いがねぎらい合う気持ちを持てるようになったこともうれしい成果でした。


あくまでも、わが家の事例でしたが、「名もなき家事の見える化」はおすすめです。家事分担に悩まれている方はぜひ一度お試しください。


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