「名もなき家事」について知りたいことや今話題の「名もなき家事」についての記事をチェック! (1/3)
日常にあふれる名前のない家事「名もなき家事」が話題を呼んでいますが、子育てに目を転じれば、当たり前すぎて気づかれにくい子どもの世話「名もなき育児」も日常にあふれています。これらの負担はママに偏ることが多く、育児ストレスの原因にもなっています。パパの育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に話を伺いました。1日当たり5時間20分の差! 家事・育児時間の男女差東京都が実施した「令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査」では、未就学児の子育て世代の家事・育児関連時間は、1日当たり男女差が5時間20分もあることが分かりました。 「パパは名もなき育児=ママの仕事、と思い込んでいる傾向にあります。例えば、子どもの面倒をよく見ているパパでも、うんちのおむつ替えとなると『ママを呼んでいるよ〜』などとママに丸投げすることもあります。でも、『ママ=子どものお世話が得意』とは限りません。ママにだって苦手なことはある。パパだって出産とおっぱいをあげること以外は全部できますよ」と小崎先生は話します。 小崎先生が解説! 名もなき育児のリアルここで、名もなき育児のリアルを小崎先生の解説とともにお届けします。 ケース1:赤ちゃんや子どもとお出かけするときの荷物の準備赤ちゃんとのお出かけは持ち物が多いので、荷物の準備は実はとても大変なこと。とくに赤ちゃんが小さければ小さいほど、おむつ、授乳セット、着替えなど荷物が多くなります。それなのにパパが赤ちゃんや子どもとお出かけする場合、「荷物の準備だけはママにお願いする」ということも……。 小崎先生から「上手な荷物の支度は、いかに親としての経験を積むかです。隣町の公園に行くだけなのに、大きなボストンバッグで出かけたパパもいます(笑)経験することで『これはいる』『これはいらない』とわかってくる。親も試行錯誤です。ママはパパに失敗が許される機会を与えて、パパも育ててあげてほしいです」(小崎先生) ケース2:食事の献立を考える家に残っている食材を把握したり、栄養のバランスを考えたり、子どもの好きそうなものを考えたり……。献立を考えるのも実は大切な育児のひとコマです。はじめての離乳食であればわからないこと、食べさせていいものなど、調べることにもたくさんの労力と時間を費やします。 小崎先生から「料理という家事の中で、一番難しいのが献立です。子どものミルクや離乳食は、子どもの発達について理解できているかどうかも関わってきます。離乳食の初期、中期、後期のこと、アレルギーのこと、はちみつを1歳未満は食べさせてはいけないこと(※)など、子育てに関する意識・知識・技術を得る努力が必要になってきます。出産までミルクの調乳をやったことがなかった、というママは多いです。『ママが頑張っているから俺はやらなくていい』のではなく、『ママもわからないことだらけ』であることをパパに認識してもらえるとよいですね」 ※生後1年未満の乳幼児は、乳児ボツリヌス症にかかるおそれがあるため、はちみつを与えてはいけません。 ケース3:子どもの発達や病気について、知識を習得したり、相談・受診したりする子どもの発達の悩みや病気について、育児書やインターネットで調べる、保育園や支援センターに相談する、病院を探すなどもママがメインになっている家庭が多いかもしれません。 小崎先生から「保育園の面談にパパがくる家庭は少ないのですが、なかには夫婦で来る家庭もありました。保育士からすると、夫婦で来てくれるとすごく安心します。パパも関わることで、子どもの成長や様子について多様な見方ができるからです。『子どものかかりつけ医をどれだけ知っているか』も大事です。子どもが通っている内科、外科、皮膚科、耳鼻科、歯科、夜間救急など、パパは全部言えますか?」 ケース4:子どもの遊び相手になる子どもの遊び相手になることも、立派な育児の一つです。子どもの「遊びたい」に応えることも、大事な時間です。ただ、遊びを終えるとき、子どもが「いや」と言って拒むなんてことは日常茶飯事。でも、帰宅してからの夕飯の支度やお風呂、寝かしつけなどのタイムスケジュールを考えると、うまく子どもを説得しなければなりません。遊び相手になるということは、スケジュールを考えたり、説得したりと、いろいろな名もなき育児を対応しているということ。責任を感じているからこそのこの苦労! パパにもぜひ知ってもらいたい育児の大変さの一つです。 小崎先生から「育児は仕事のように段取りよくいきません。例えば絵本の読み聞かせにしても、『2回絵本読んだから、はい、おしまいね』では仕事ですよね。でも現実はこうはならない。子どもは『もう1かい! もう1かい!』を繰り返します。いったい何回読まなきゃいけないの? いつ終わるの? という状況です。そこにうまく区切りをつけたり、ほかの遊びに誘ったりしていくのが育児なんです。でもそういう経験のないパパもいます。経験がないと、仕事モードで考えて、子どもをうまく誘導できないこともあります。ママとのズレは、責任感の違いからくるものが多いかもしれません」(小崎先生) ほかにも・育児グッズ購入前のリサーチ・きょうだいゲンカの仲裁・食事、おやつのあとの片づけ・お絵描きや工作後のあと片づけ・赤ちゃんが寝ているときの安全確認・おもちゃの片づけ・水筒・お弁当の片づけ&準備・園グッズの準備・検温とサイン など「名もなき育児」は無数にあります。家庭ごとに内容も変わってくるので、オリジナルリストを作って夫婦でシェアしてみてはいかがでしょうか。 パパが育休を取って気づく親としての「責任と覚悟」 2022年4月から育児・介護休業法が大きく改正され、パパが育休を取りやすくなりやすくなりました。10月からは産後パパ育休も新設され、パパも「産休」がもらえるようになるので、パパが主体的に育児に関わるチャンスも増えそうです。男の子3人を育てた小崎先生は、3度の育休で親として成長したそうです。 「僕の場合は、3人の息子それぞれで育休を取って、育休を取る事で親になれたと思っています。もう20年以上前ですが、それぞれ3カ月取りました。育休を取って、自分が責任を持って子どもの面倒を見るようになって、親としての責任と覚悟が芽生えました。僕は育休を取るまで、“一緒に住んでいる楽しいおっちゃん”でしかありませんでした(笑)僕は保育士だったけれど、自分の子どもが泣けば『ママを呼んでいるよ〜』と丸投げしていましたし、うんちのおむつを替えることもしないほどでした。 僕はジャンクフードが大好きでしたけれど、子どもの離乳食を作ったときに人生で初めて食べ物を意識するようになったんです。僕が育休をとった約25年前、残留農薬が世間で話題になっていましたが、全然気にしてなかったんです。ところが、子どもにオレンジを絞って飲ませるときに初めて『これ大丈夫か?』と意識したんです。 育休中には、責任を持って子どもの命を守るということも覚えました。子どもがケガをして病院へ連れて行ったときには、「出生体重は何グラム?」「何週で生まれた?」「黄疸はどうだった?」と聞かれて、何も答えられなかったんですね。病院の人からしてみたら「なんでパパがきたの?」みたいな感じですよね(笑)だから次から母子手帳を持っていくようになりましたし、いろいろ答えられるようになりました」 と小崎先生は振り返ります。 家事育児の経験はパパ自身の人生が豊かになるパパが家事育児の経験を積むことで、「パパ自身の人生が豊かになる」といいます。 「パパが育児を通して生活に興味関心を抱くようになると、生活スキルが上がって、結果的にはパパ自身のQOLが上がります。人生が豊かになります。例えば洗濯物のタオル一つにしても、シワを伸ばしてきれいに干すことができれば、使い心地のいい仕上がりになる、といった具合です。こうして自分の人生がより豊かなものになるんです」 パパの家事育児での活躍は、ママの人生にもプラスの影響を与えてくれそうです。 「ママは常に健康で、いつも100%の力を育児で発揮できるとは限りません。体調を崩すこともあるでしょうし、出張が入ることだってあるでしょう。そんな時、『ママしかできない』家事育児がたくさんあると、家族は困り果ててしまいます。反対に、パパがミルクや食事を作れる、寝かしつけができるとなると、ママも安心して出張できますし、ママの可動域も広がります。育児の初期段階でパパを巻き込んで、一緒に親として成長してけるといいですね」(小崎先生) 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘 著者:ライター 大楽眞衣子
2024年03月04日「長男に『ちょう℃長』命名したら張り切る」(※画像はイメージです)動画で「名もなき家事に名前を付け隊」という企画に挑戦した大竹さん、三村さん、みなみかわさん。面倒だけど名前のない家事に名前を付けて家事を楽しく乗り切ろう!というコンセプトで、たとえば「タッパーとフタと正しく組み合わせる家事」=「タッパー神経衰弱」といった形です。まず命名することになったのは「洗面所の鏡を拭く」という名前のない家事。三村さんは「やってるわ、俺」と反応し、自宅にある2つの鏡のうち「男の鏡のところを担当」していると明かしました。男性はヒゲ剃りなどで鏡が汚れやすく、「男の方、汚くなるのよ」とわかっているからこそ自分で掃除をしているよう。これに大竹さんも共感。鏡の汚れは「ただ拭いただけでは落ちない」ため、濡れた布で拭いたあと、さらに乾いた布で拭く必要があり、手間のかかる家事だと感じているようです。そんな「洗面所の鏡を拭く」家事について、三村さんは「逆歯みがき」、大竹さんは「開拓者」とそれぞれ命名。「もうちょっとシンプルな方がいいのかな?」と相談し、最終的に大竹さんが考えた「はっきりー」に決定!続いて「温度・湿度の管理」に名前をつけることに。温度・湿度の管理はエアコンのオン・オフから、加湿器や除湿機の補水・排水など、やることがたくさんです。換気扇の常時換気ボタンのオン・オフも、これに含まれますが、これまで三村さんは換気扇の下で喫煙した後、常時換気ボタンをオンにしたまま就寝していたそう。すると翌朝、妻が「常時換気ボタンが付いたままだったから、こんな冷えちゃったんだよね」と一言。それを聞いて初めて、常時換気ボタンは「消すものだと気づいた」といいます。これこそ名前のない家事ですね。肝心の命名ですが、大竹さんはシンプルに「かいてきー」、三村さんはちょっと文学的な響きで「部屋と暖かさと乾き」と提案。最終的に、ちょうどいい温度・湿度を管理する長(おさ)を意味する「ちょう℃長」に決定!「長男に『ちょう℃長』命名したら張り切る」と、担当した家族のやる気が出そうな名前だと盛り上がっていました。その後も3人は「排水溝の髪の毛を取る」=「ダム管理官」、「冷蔵庫の賞味期限切れのものを捨てる」=「ステルス」、「妻が子どもを叱っているときに、妻の怒りを鎮める目的で夫が子どもを叱る」=「サブコーチ」と、コミカルに名づけをしていきました。それぞれの家庭で家事の分担について話し合う際に、オリジナルの名前を付けるのも楽しそうですね。
2024年02月25日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪家事は、家族が快適に生活するために必要不可欠です。毎日の掃除や洗濯など、家事を楽しくラクに行う方法を知りたくありませんか?今回は、家事ノートの作り方とそのメリットについて解説します。1.家事ノートのメリットとは家事ノートとは、家事を効率的に管理するためのノートです。日々の家事を詳細に記入することで、家族全員が役立つ情報を共有することができます。家事ノートを作成することで、家事の計画的な管理が可能になり、忘れ物や手間のかかるミスを減らすことができます。2.家事ノートの作り方家事ノートは、手帳や普通のノート、またはスマホアプリを使用して作成することができます。まずは、家事のリストを作成し、その内容や役立つ情報を詳しく記入します。次に、家事の頻度に応じて「毎日やる・1週間に1回・1ヶ月に1回」などの項目に仕分けます。最後に、各項目ごとにノートやスケジュール帳に記入していきます。3.家事ノートの作り方におけるコツ家事ノートをより便利に活用するためのコツを紹介します。まずは、家事ノートのスケジュールを余裕をもって計画しましょう。具体的な家事の内容を書き込むことで、効率的に家事をこなすことができます。また、家事ノートには直接記入するのではなく、ふせんに内容を書いて貼りつける方法もおすすめです。これにより、スケジュールの変更が簡単で、全体的な管理がしやすくなります。家族全員でノートを共有するために、掲示する工夫もよいでしょう。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月13日まったく家事をしない父と、そんな父の愚痴を言いつつ共働きで仕事と家事をこなす母のもとで育ったライコミさん。「結婚するなら、家事も仕事も一緒にしてくれる人」と心に決めていました。そして同じ会社の経理課に勤めるカズヒコと出会い……!?「家事も仕事も一緒にしてくれる人と結婚したい」と心に決めていたライコミさん。入社した会社で、物腰がやわらかくて掃除好きというカズヒコと出会いました。 まさか結婚したら、家事は女の仕事なんて言わないよね…? カズヒコは、ライコミさんが仕事で失敗してもやさしく指導してくれ、励ましてくれました。心が折れそうになっているときに、頭をぽんっとされて、ライコミさんは思わずときめいてしまった様子。 「掃除が好きで、料理はできないけれど他の家事は得意」と話すカズヒコを見て、ライコミさんは「結婚するならこの人」と決意! カズヒコに気に入ってもらえるように仕事を頑張り、きれい好きもアピールするライコミさん。徐々に距離を縮めた2人は付き合うことになり、カズヒコの家が会社から近いということもあり同居がスタートしました。 生活費や光熱費は半分ずつ、そして家事も分担。その上、「料理はできないから洗濯をするよ!」とカズヒコは自ら提案してくれたのでした。 やさしくて、家事にも協力的なカズヒコ。ライコミさんだけに家事の負担がかかることもなさそう!これから幸せな同居生活が始まりそうですが、こんな2人が、最終的には離婚してしまうことになるなんて……。夫婦生活には予想外のさまざまな困難が待ち受けているものなのだと、思い知らされますね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2024年01月14日男性の家事参加が一般的になりつつある今。それでもすべての男性が家事に協力的でもなく……。私の夫は家事に対して協力的ではあるのですが、ある問題があり……? 手伝いたいけど手伝えない夫夫はやさしい性格で、いつも家事を手伝おうとしてくれます。しかし、実際に手伝ってもらったことはありません。なぜなら同居している姑が夫が手伝うとするのを止めるからです。「男は家のことをするな」が口癖の姑。 姑は夫が幼いころからすべての身の回りの世話をしていたので、夫はまともに家事ができません。そのため手伝おうという気持ちはあれど、どうしたらいいかわからないという状態でした。結婚後は、必然的に私がすべての家事をやることに。「男はやるな」という姑は一切家事をせず、私に丸投げです。 姑に介護が必要になり…あるとき、姑が病に倒れました。軽度ではありますが後遺症が残り、介護が必要な状況となったわが家。夫はこのときも「僕が介護をやる」と言ってくれましたが、いざやろうとすると「男はやらなくていい」と言って姑が全力で拒否するため、手を出せずにいます。 私は仕方ないと我慢していましたが、日ごろの家事に姑の介護も加わり、だんだんと疲弊していきました。もし今、私まで倒れたら姑の介護も家のことも誰もできません。これではよくないと思い、姑にも事情を説明し夫に少しずつ家事や介護のやり方を覚えてもらうようになりました。 姑はあまりいい顔をしていませんが、自分も思うように動けないので私が倒れたらマズイと思ったのでしょう。以前ほど、夫が手伝うことを拒否することはなくなりました。 「男はやるな」という姑の主張を飲み込み、すべてを私が担っていましたがやはり限界があります。夫に対してもできないから仕方ないと思っていましたが、できることを増やしていくことも大切だと感じました。これからは夫婦で協力しながら過ごしていきたいです。 著者/相模美子作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年01月02日日常には、洗濯や料理、掃除などのように名前はついていませんがやらなければならない「名もなき家事」が溢れています。これらは、“妻に任せきり”というケースも多く、夫婦喧嘩の火種になることも。そんな日常に潜む「名もなき家事」、なかでも今回は、「数秒でできるのになぜやらない……」とママたちが頭を抱える「名もなき家事」をピックアップ。男性の家事や育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に話をお伺いしました。あなたの夫はいくつあてはまる? 数秒で終わるのに夫がやらない「名もなき家事」日常に溢れる「名もなき家事」。数秒あれば誰でもできて、すぐに終わるのに、やらないとあとでまとまった時間をとられてしまう家事がたくさん。パパがその場で気がづいてやってくれたら、私の負担も軽くなるのに……とママたちを悩ませているようです。実際、ママたちはパパのどのような行動に頭を抱えているのでしょうか。 ケース1.使い終わっても電気や電源をきちんと消さない洗面所やキッチンの電気、誰もいない部屋のエアコンや誰も見ていないテレビの電源をつけっぱなしにするパパ。電気代がもったいないので、家計のことも気にしてほしい! 電気や電源を消すなんて1秒でできるのに……。 ケース2.朝起きてベッドや布団を整えない朝起きたあと、ベッドや布団を整えることもせずグチャグチャのまま仕事へ行ってしまう。むしろ子どもの分を一緒にやってほしいくらいなのに。布団やベッドがグチャグチャだと見たときにテンションが下がってしまいます。 ケース3.自分が使ったものをその場で片づけない使った爪切り、ハサミやボールペン、飲んだ薬などがダイニングテーブルの上に置きっぱなし。いつも子どもにおもちゃを使ったら片づけるように言っているのに、これでは示しがつきません。 ケース4.靴下を洗濯カゴに入れるとき、きちんと伸ばさない洗濯カゴに丸まった状態で靴下を入れられるとイラッとしてしまう。洗濯するときに丸まった靴下を一枚ずつ伸ばす作業は面倒で、できれば洗濯前の汚れた靴下をあまり触りたくないのが本音……。なんだか子どもがもう一人いるような気分……。 ケース5. バサバサの歯ブラシを自分で交換しない新品の歯ブラシを買ってストックしておいているのに、どうしてバサバサになった歯ブラシをいつまでも使い続けるの!? 古い歯ブラシを捨てて、交換することくらいすぐにできるはず。自分で定期的に替えてほしいです。 ケース6. 食事の際、自分だけ席に座って待っていて一緒に準備しない食事が出てくるのを席に座って待たれるとモヤモヤしちゃう……。食事をよそったり、運んだりすることを一緒にやってくれたら早く食べられるのに! 食べ始めたあとの「あれ、箸は?」、「コップは?」にもうんざりです。お客さんじゃないんだから……。 ケース7.食べ終わってもすぐに食器を水につけない食事が終わってもなかなか食器を下げずテーブルに放置するパパ。時間が経ってしまったせいでご飯がこびりついて食器洗いが大変に。洗わないならせめてこれくらいは協力してほしい……。 ケース8. 洗濯を干すときにシワを伸ばさない洗濯ものを干すとき、しっかりシワを伸ばさずそのまま干してしまうから、乾いたらシワシワ……。これでは恥ずかしくて着られず、アイロンをかけなくてはいけなくなってしまいます。これなら自分でやったほうがいい……! ケース9.使い終わってもハンドソープやシャンプーなどの補充をしないハンドソープやシャンプーを最後に使い切ったのに知らん顔。私が使うときになくなっていて、慌てて濡れた体で詰め替えを取りに行ったことも。次に使う人のことも考えてくれたらいいのに……。 家のことはママの仕事……?数秒あれば誰でもすぐにできることまで、ママの仕事にしてしまっているパパ。電気を消さない、靴下を丸まったままカゴに入れるなど「もう子どもじゃないんだから!」とママもイライラしてしまいますよね。 「パパには”家のことはママの仕事”といった認識があり、その認識がすぐにできる家事もやらないというパパの行動につながっているのかもしれません。これは、高度経済成長期にできた『男性は仕事、女性は家事と育児』という、性別を理由に家庭での役割を固定的にとらえる『性別役割分業意識』の考え方が現在も根深く残っているからでしょう。 しかし、家事や育児は生活するためのものなので、家庭によって役割分担は異なるとは思いますが、ママだけに負担が偏るのは考えもの。ましてや、自分のことなのであれば、自分でやってほしいとママが思うのはすごく自然なことだと思います。 一つひとつの家事は数秒で終わるものばかりですが、やらずに積み重なればまとまった時間が必要になり、『名もなき家事』を生んでしまいます。結果的にそのしわ寄せはママに行くことが多く、ママたちのストレスになっているようですね。もし、いくつか当てはまるなとパパたちが思うようなら、ぜひ意識を変えましょう。 『名もなき家事』は、家族みんなが気持ちよく生活するために欠かせないことばかり。使ったハサミやペンがダイニングテーブルに置いたままになっていたら、すぐに食事ができませんよね。また、乾いた洗濯ものがシワシワだったら、出かけるときのテンションが下がってしまいます。生活の中で沁みついてしまっている行動を変えるのはとても難しいことではありますが、このことを念頭において、より強い意識をもって自分の行動を変えて、習慣化させていくことが重要です。 そして、ママが日頃、小さな家事をたくさんこなしてくれていることを知って理解すること自体が、ママたちのストレス軽減につながるでしょう。まずは、パパは、ママが日頃やってくれている家事に気がついたら感謝の気持ちをきちんと伝えられると良いですね」(小崎先生) コミュニケーションを大切に「自治体のなかには、夫婦で家事や育児を分担するにあたり、まずはどんな家事や育児があるのか、主に誰が担当しているのかを確認するための『家事・育児シェアチェックシート』(※)などを作成して配布しているところがあります。ぜひ参考にして、一度夫婦で自分たちの家庭でおこなわれている『名もなき家事』を見える化してみるのも良いでしょう。『歯ブラシは毎月1日になったら自分で交換する』、『シャンプーは最後に使った人が必ず詰め替える』などとルールをつくるのもオススメです。 たった数秒でできる家事さえもやらないパパに対して、『どうせ何を言っても伝わらない』と思ってしまっているママもいるかもしれません。しかし、夫婦生活は、この先も長く続いていきます。 パパに対して察してほしい、わかってほしいと考えていることをママから具体的に伝える機会をつくってみてください。話し合いを通してお互いの気持ちに気がついたり、問題点が明確になったりすれば、家族みんながもっと気持ちよく生活を送っていけるのではないでしょうか」(小崎先生) 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。
2023年11月30日日常には「名もなき家事」があふれていますが、実は、「名もなき育児」にこそ、ストレスを感じ、パパに理解してほしいと思うママは少なくないようです。また、パパは名もなき育児=ママの仕事と思い込んでいる傾向にあるのだと語るのは、パパの育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生。今回は、お正月などの季節の行事や、七五三や誕生日など子どもに関わるイベントに急増するママの負担に着目し、小崎先生にお話を伺いました。季節の行事や子どものイベントによって増える「名もなき育児」のリアルここで、季節の行事や子どものイベント時にママたちを悩ませる「名もなき育児」のリアルを紹介します。 ケース1:お正月やお盆の帰省準備毎年やってくるお正月やお盆は帰省することが多いですよね。実家への手土産を準備をしたり、実家が遠方の場合は、新幹線や飛行機のチケットの用意したりとやるべきことがたくさんあります。それなのに、自分の荷物だけをカバンに詰めて、新幹線や飛行機のチケットを取ったら、やるべきことはやったと満足してしまっているパパもいるようです。 子どもが小さければ、おむつ、おしりふき、ミルク関連のグッズ、着替え、移動中に使うおもちゃや絵本など準備する荷物が増えます。寒い時期であれば帰省当日に子どもが風邪を引かないよう体調管理をしたり、車移動の場合は、渋滞に巻き込まれた場合の対応も考えておいたりしなければなりません。また、電車や新幹線、飛行機の場合は、遅延や運休などを想定して準備をしておくことも大切でしょう。 さらに、子どもが緊急で受診できる病院が実家の近くにあるのかなどのリサーチをしたり、実家で料理などを準備してくれる場合には、子どもの苦手なものやアレルギーのある食材などをあらかじめ伝えておいたりすることも必要かもしれません。 このように、子どもがいる場合の帰省の準備はやるべきことがさらに増えるのに、「自分の荷物の準備さえ終わっていれば大丈夫」とパパたちが知らん顔では、ママたちが帰省準備に隠れた「名もなき育児」の多くの負担を背負うことに。 こうした「名もなき育児」にパパたちが知らん顔になりがちなのは、実家で過ごす時間が楽しければ良いと目の前の事しか見えていないことが原因かもしれません。そこで、夫婦でやるべきことを箇条書きにして共有し、役割分担をしてみるのが良いのではないでしょうか。分担を一度決めてしまえば、次の帰省のときにはパパも自分から準備をすることができるでしょう。 ここではお正月の帰省を例にとってみてみましょう。 お正月の帰省に生じる「名もなき育児」・交通手段の選定(新幹線、飛行機、電車、車など)・公共交通機関の場合、座席チケットの取得、経路の確認・車の場合、渋滞予想や当日の渋滞状況の確認・移動中の休憩するタイミングの決定や場所のリサーチ(授乳スペースやおむつ替えコーナーがあるかなど)・当日の出発時間を決める・当日の天気のチェック(雪が降ったときの対応)・荷物の準備(移動中のあやしグッズなどを含む)・子どもの体調管理・帰省先の病院のリサーチ・実家に子どものアレルギーや生活リズムなどを伝えておくなど このように、普段大人だけなら必要のない準備、つまり、子どもがいる場合ならではの準備が多数発生していることがわかりますよね。例えば、車の渋滞や公共交通機関の遅延が発生した場合、大人だけであれば、おしゃべりをするなどしてなんとか乗り切ることができます。しかし、子どもにとっては生活リズムが乱れて体調を崩したり、飽きてぐずったりする原因になることも。だからこそ、事前の特別な準備が重要になるんです。 あらゆる事態を想定して細かくリストアップしてみることで、パパも「名もなき育児」が多数存在することが理解しやすくなりますし、もしかすると、ママも帰省準備ではパパがやってくれていることがいろいろあるのだと気が付くことがあるかもしれませんね。情報収集をするのが得意、時間の管理が得意などとそれぞれの得意を生かして分担を分けてみると良さそうですね。 ケース2:お宮参り、七五三、誕生日など子どものイベント準備子どもが生まれると、お宮参り、お食い初め、七五三、誕生日、ひな祭り、子どもの日など、子どもにまつわる行事がたくさんあることに気が付きますよね。これらのイベントは、当日までに準備しておくことがたくさん。初めての子どもであれば、そもそもの行事の由来や、どこで何をしたら良いのかなどを調べる負担もあり、ママたちはそのたびに苦労しているようです。 一方で、そんなママたちの苦労を知らずにベント当日に参加をするだけのパパたちが多いと、ママたちから嘆きの声が聞こえています。 そこで、ケース1でもお伝えしたように、夫婦で役割分担をするとスムーズにイベントの準備が進めていけるのではないでしょうか。役割分担をする際には、見逃しがちな「名もなき育児」を含めてリストアップをして、見える化することがおすすめです。 ここからは、七五三にまつわる「名もなき育児」を例にとって見てみましょう。七五三は、子どもが無事に育ったことに感謝し、これからの健やかな成長をお祈りする行事。男の子は5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いするのが一般的です。七五三に向けての準備としては、子どもの体調管理、神社決め、天気や家族の都合に配慮してスケジュールを立てることなどが挙げられ、やることがたくさんあります。 リストの具体例は次の通り。 七五三に生じる「名もなき育児」・家族のスケジュール調整(両親や義両親も)、日程決め・子どもの体調管理・神社決めと予約・神社が遠い場合は交通手段や移動時間の選定、座席チケットの取得・当日の天気のチェック・写真スタジオの予約・記念撮影のカメラ準備・子どもの衣装や小物の準備・当日の着付けやヘアセットの予約・食事会のためのお店の予約・上記に関して、どこまでやるのかの決定(予算決め)など このように、やることをすべてリストアップすれば話し合いも効率が良くなりますし、パパも1つのイベントに「名もなき育児」がたくさん存在していることが理解しやすくなると思います。 他の行事の準備が発生した際にも、役割分担をするというルールにしておけば、パパがママだけに準備の負担を押し付けてしまうことがなくなるでしょう。子どものイベント当日を無事に迎えることができるのは、事前の計画やきめ細かな準備があってこそ。ママとパパでしっかりとすり合わせをおこなって、準備の過程も夫婦で楽しめるといいですね。 ちなみに、日本は子どもの成長をお祝いする行事がとても多いことが特徴です。これは、昔は生まれた子どもの多くが長く生きられず、亡くなってしまうのが当たり前だったということが背景にあります。時代は変わりましたが、こうした行事の背景を理解しつつ、子どもの健康や成長を祝う気持ちをママとパパや家族みんなが持ってイベントに参加できるといいですね。 行事やイベントを大切にすることは家族の絆を深めることにつながる季節の行事や子どものイベントごとの準備はやるべきことがたくさん。夫婦で協力しておこなってほしいですが、実際はママに準備の負担が偏りがち。 子育ての期間はあっという間です。パパにもぜひ、家族の大切な時間をつくるという意識を持って、積極的に行事やイベントの準備をしてほしいと思います。 それから1つだけ、パパにもママにも行事をおこなううえで特に気を付けてほしいことがあります。それは「子どもの体調管理」。というのは、行事やイベントごとでは、準備でバタバタとしたり、親のテンションが普段とは違ったりすることもあり、家族みんなの生活リズムが乱れがちだからです。その結果、イベント当日に子どもが熱が出てしまったなんてことも起こりうるんです。まずは、大切な行事やイベントを家族みんなで健康に迎えるということを第一に、子どもの体調面の管理は慎重におこなってほしいです。また、子どもの様子がいつもと違う、体調不良かな?と思ったらどんなに準備をしていても無理をせず中止にしましょう。 季節の行事や子どものイベントは、子どもの健やかな心を育んで家族の絆を深めてくれます。子どもの未来につながっていると考え、ぜひ準備の段階から夫婦で協力しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年11月29日皆さんは、パートナーの言動に驚愕したことはありますか?今回は、家事をしてくれない夫のエピソードを紹介します。イラスト:nanakichisan仕事と家事の両立夫と共働きをしていた看護師の主人公。休みや働く時間などほとんど変わらないのにもかかわらず、夫は家事をあまりやってくれません。そんなある日、夫が「明日から残業するから」と言い出しました。仕事を増やそうとする夫出典:愛カツ「妻より稼ぎが低いとかありえないから」と残業の理由を話す夫。それから夫は家事をまったくやらなくなり…。1週間後、もう無理だと思った主人公は夫に相談することに。主人公が「朝から晩まで働いて、帰ってから家事をするの大変だから、分担できたらいいなと思って…」と伝えると…。夫は「長時間労働で疲れて帰ってるのに家事をしろ?無理」と言ったのです。言い合いになり怒った主人公は、実家に帰ることで夫に反撃することに。その翌日、主人公のもとに夫から電話がかかってくるのでした。理解しなかった夫仕事と家事の両立で苦労する主人公を理解しようとしなかった夫。実家に帰ることで夫へ復讐をした妻のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月27日皆さんは、パートナーと家事を協力して行っていますか?今回は夫が家事をするほど夫婦仲が悪くなったエピソードと、感想を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言家事を手伝っているものの…妻と娘と3人で暮らしている主人公。産休中だった妻は、娘が保育園に通うことをきっかけに職場に復帰しました。育児と家事と仕事で疲れた妻を見て、主人公は家事を手伝います。家事をしていることを主人公は職場でも自慢しますが、妻は「いいわね、家事をするだけで感心してもらえて…」と愚痴をこぼし…。今日も食器洗い!出典:モナ・リザの戯言主人公が食器洗いをしようとすると、妻はなにか言いたげな様子です。その夜、主人公がふと目を覚ますと布団には妻の姿がなく…。キッチンに行くと、妻は主人公が洗った食器を再度洗い直していました。さらに翌朝には、主人公が干した洗濯物を洗い直していて…。「男の自分が家事を完璧にこなすのが気に食わないのか!」と激怒しますが、妻は「知ってたなら言わせてもらうわ…」と言います。そこで、妻は家事をやり直していた理由を語ります。しかし、その理由に納得できず、激怒する主人公なのでした。読者の感想本当に家事が完璧にできているのであれば、妻がわざわざやり直すことはなかったのでしょう…。妻が毎晩のように家事をやり直している理由を聞いたなら、受け入れてほしいと思いました。(30代/女性)妻も言いたいことはあったと思いますが、我慢していたのが伝わります。主人公も妻がなぜやり直しているのか、落ち着いて考えてあげれるといいですね。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月01日日用品雑貨の企画、製造及び販売を行う株式会社アールから、こだわりの使い心地とデザインで家事シーンのお悩みを解決する新習慣ブランド“Goodna(グッドナ)”が2023年秋に誕生しました。「くらしをきらり」をコンセプトに、アイデアが光るGoodna(グッドナ)の商品を使うことで、何気ないくらしを「きらり」と輝かせ、わくわくを提供します。アイデアが光るGoodna(グッドナ)でくらしを「きらり」「お風呂の鏡を磨いたり、コンロ回りのちょっとした掃除など昨今話題の名もなき家事たち。ひとつひとつは小さくても、日々の暮らしの中でルーティン化している家事がストレスになっている人は少なくありません。Goodna(グッドナ)はそんな家事の負担を抱えるユーザーのリアルな声をキャッチし、今までにない+αのアイデアと、徹底した試験や管理体制で確かな品質を実現。また近年深刻化する環境問題にも着目した商品開発に取り組んでいます。さらに、生活に馴染むおしゃれなデザインやパッケージに隠された遊び心で「くらしをきらり」な商品を提案します。【Goodna(グッドナ)とは】●ブランドネーム「Goodna(グッドナ)」家事ルーティンに「きらり」と光るアイデアを提供するブランドアイデンティティをシンボル化しました。クロスする緩やかな曲線で家事ルーティンを、そのスキマの輝きモチーフで光るアイデアを表現しました。光るアイデアで家事のお悩みを解決し、日々の名もなき家事たちを前向きに楽しく「きらり」とさせること。また、輝きを積み重ねることで、ときめくグッドなルーティンへ上昇させていくようなイメージも表しています。グリーンカラーは、自然やインテリアとの「調和」や、日々のお悩みを解決できる「安心感」を表現しています。●コンセプト「くらしをきらり」“やらないといけない作業”になってしまいがちな家事を「グッドナのおかげで時間を有効に使える!」「グッドナの商品を使いたいから家事をしよう!」へ、グッドなルーティンに変える。Goodna(グッドナ)はそんな新習慣を提供するブランドです。毎日のルーティンだからこそ、少しでも楽しく前向きになれることが、自分・家族・人生をより“きらり”と輝かせることにつながります。そう願うお客様がたくさんいらっしゃいます。日々のスキマにきらりと光るGoodnaなアイデアを。【アイテム】<キッチン/調理アイテムシリーズ>・紙と蜜ロウのまな板シート毎日使うまな板シートが紙になって新登場サイズ:約22.5×300cm価格:880円(税込み)・フライパンシートにもなるまな板シート切ってそのままフライパン調理可能サイズ:約22.5×300cm価格:880円(税込み)・自由にカットできるまな板シートリニューアルさらに使いやすく機能性を見直しましたサイズ:約22.5×300cm価格:660円(税込み)・肉と魚から出る水分をとるシートドリップを吸収して美味しさを保ちますサイズ:約20×20cm(50枚)価格:550円(税込み)※その他多数あり。詳細は公式サイトをご覧ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)【参考】※出典:プレスリリース
2023年10月10日皆さんは、パートナーと家事分担について話し合ったことはありますか?今回は家事を一切しない夫のエピソードを紹介します!家事をしない夫家事は妻に丸投げ我慢の限界に…1日も経たずに…共働きだと家事分担のことで、パートナーと揉めてしまうこともあるかもしれません。これからは夫も心を入れ替えて、しっかり家事に協力してほしいですね。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年08月31日洗濯や料理、掃除、子どものお世話など、これらは「家事」という言葉で一括りされがちです。しかし、日常には名前がつかない細々とした「名もなき家事」がたくさんあります。例えば、床やテーブルに散らかったものを片づける、トイレットペーパーを交換する、乾いた食器を食器棚にしまうなど。これらは洗濯や掃除などのような名前はありませんが、生活する上で欠かせない家事。また、「名もなき家事」の負担の多くは女性に偏ることが多いのが特徴だと語るのは、パパの育児参加に詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生。今回は、ママが不満を抱きがちな「名もなき家事」2つをご紹介します。どうやらパパたちが「名もなき家事」を増やしてしまっているようです。女性に負担が偏りがちな理由も含め、小崎先生に解説いただきました。なぜママばかりに家事の負担が偏るの……? 一体どうして家事全般の負担はママに偏ってしまうのでしょうか。 小崎先生その原因は大きく2つ挙げることができます。 1つ目は、高度経済成長期にできた「男性は仕事、女性は家事と育児」というように性別を理由に家庭での役割を固定的にとらえる「性別役割分業意識」の考え方が現在も残っているからです。そして2つ目は、妊娠や出産を経験する性別と、子どもを育てる性別が同一視されているからです。つまり、妊娠や出産をした女性が、その後の子育てを担うのが当たり前という考え方があるということ。 このような考え方が社会に根深く浸透し現在も残っていることで、家事や育児の責任がママばかりに偏ってしまったと考えられます。確かに、妊娠や出産はママしか実際に経験をすることはできません。しかし、その後の子育ては直接母乳をあげること以外、パパは全部できるんです。搾乳や育児用ミルクであれば、哺乳瓶を使ってパパも授乳することができますね。つまり、ママにはできてパパにはできないという家事や育児は本当はないと、私は考えています。 【ママの不満/名もなき家事1】パパがやった家事を自分がやり直さなければならないパパが食器洗いや洗濯、料理などをしてくれたとしても、食器の裏の汚れが十分に取れていない、洗濯物の干し方が違う、畳み方が違うなどといった結果に不満を感じているママはなぜ多いのでしょうか。ママにとって家事のやり直しこそ、「名もなき家事」ですよね。パパによって「名もなき家事」を増やされてしまうことは、気持ち的にも大きな負担なのではないでしょうか。 小崎先生ママとパパで家事のやり方が違うことは当然あると思います。しかし、パパが家事をやったあとにママが不満を感じてしまうのは、生活の流れを意識して先を見通した家事をするママと、目の前の家事をただこなせば満足となりがちなパパというように意識の差があるからなのかもしれません。 例えば、洗濯物の畳み方についての不満。私が子どもの洋服を畳んでいたときのこと。妻がその横で洋服を畳み直し始めたのです。その理由は、洋服を子ども用のタンスに入れた際、そのタンスの構造上、妻がしている3つ折りと私がした2つ折りでは取り出しやすさが格段に違い、妻の2つ折りはスムーズにタンスから洋服が取り出せるから。つまり、妻は子どもたちが次に洋服を取り出すところまでを考えて畳んでいたんです。 もちろん多くのママが初めから先を見通した家事ができていたわけではないと思います。子どもの様子を観察したり、普段の家事の積み重ねの中で試行錯誤したりして培ってきた能力。ママほど家事や育児の経験がないパパが多いので、パパはこの能力が培われづらいかもしれません。その場合、ママからパパへ家事のやり方を教えてあげる必要があるでしょう。 先を見越した家事スキル、パパにどうやって身につけさせる?パパが先を見通した家事ができる、そして結果として、ママがパパの家事をやり直すという「名もなき家事」を生まないようにするためには、パパに、子どもが普段どのように一日の生活を送っているのか理解させることが重要です。というのは育児も家事も連動しているから。 そこでパパには可能であれば「育児休業制度」を活用してもらうのが良いでしょう。ママが育休中や専業主婦という場合もあると思いますが、パパが責任を持って子どものお世話を担当する環境にしてみましょう。パパが責任を持って子どもと1日関わると、いろいろなことが見えてくるでしょう。例えば、お昼寝はどのようなタイミングでするのかがわかってくることで、お昼ご飯やお出かけのスケジュールをそれに合わせて組み立てるなど見通しが持てるようになってきます。また、子どもを病院へ実際に連れていくことで診察券がすぐに取り出せることの大切さを痛感し、診察券を整えるようになったり、食事の前にたくさんおやつをあげると夕食が進まなくなってしまうことを知り、おのずと量やタイミングを調整するようになったりと、いろいろな経験を積み重ねることで家事に対する意識の向け方や考え方も変化してくるはずです。 最初はママの思うようにパパがやっていないと感じることもあると思いますが、ママは、パパのやり方を一度受け止めて、自分のやり方を押し付けないようにしましょう。もしママの中で絶対に譲れないことやマイルールがあるのであれば、事前に伝えておくのも良いでしょう。そしてパパに家事に関する知識や経験が足りない場合は、夫婦でこまめに情報共有をおこなう、家事についてわからないことがあれば、パパも「ここはこのやり方でいい?」、「改善点はある?」などとママに自分から聞く姿勢を持つことが大切です。先の長い育児を一緒に乗り越えるパートナーとして一緒に成長していけると良いですね。 ところで、パパの育休は子どもやママのために取るものと思われがちですが、決してそうではありません。パパの育休はパパのためのもの。パパにとって育休は人生の学びの期間となるはずです。そして子どもと向き合い、他者と共に生きる覚悟を持つことは、きっとパパが豊かに生きることにつながりますよ。もし迷っているパパがいたら、ぜひママからもすすめていただければと思います。 【ママの不満/名もなき家事2】お願いをしないとパパが家事をしてくれない 「食器を洗って!」、「子どもをお風呂に入れて!」などその都度お願いしないとやってくれないというパパにストレスを感じているママが多いようです。とくに、仕事を終えて帰宅したあとは休憩モードになってしまうパパたちに、イライラしているママは少なくありません。忙しいときに「家事を指示する」という「名もなき家事」が生まれてしまい、多くのママを悩ませています。 小崎先生一番の原因は、やはり家事に対する「責任感」の違いなのかもしれません。先ほどお伝えした通り、パパの中で女性が家事をするものという意識が少なからずどこかにあるのではないでしょうか。ママも「お願い」という言い方をしている場合は、それも原因のひとつかもしれませんね。なぜならお願いをされたパパは頼まれたら家事をする「お助けマン」のようなポジションだと思い込んでしまうからです。 ”お助けマンパパ”を”責任感ある主体的なパパ”に変えていくには?夫婦はたった2人なのですから、ママに家事の負担が偏ることのないよう、パパも当事者意識を持って積極的におこなうべきだと、私は考えています。家族は「幸せな家庭を築き、子どもを育て上げる」チームのようなもの。パパだって主体的に動かなければチームは上手く機能しませんよね。何度もママに同じ指示をされているパパや「俺はしっかり”手伝っている!”」と思っているパパは、意識を変えていく必要があります。 しかし、家事や育児の経験が乏しく、目の前のやることに気づけないパパもいるでしょう。そんなパパにはママから丁寧に教えてあげることも大切です。すぐにできるようになるとは限らないので、ママもはじめは大変かもしれません。けれどもパパもいずれはできるようになるので、根気よく教えてあげましょう。 一方、「やる気がない」、「話しても聞く気がない」というパパの場合は夫婦で話し合いが必要です。そして話し合いの仕方も実は重要。ママがパパへの不満をその場の流れに任せて、さらっと伝えるだけではやはり本気度が届かない可能性も……。 子どもが寝てから夫婦だけの空間で改めて「話し合いの場」を作って話すというように工夫してみるのがオススメ。家事について責任を持ってやってほしいということを伝えて、これからについて話し合いましょう。パパの言い分にも耳を傾け、夫婦でお互いに納得のいく結論が出せるといいですね。 指示をするストレスをなくすために、月曜日、水曜日、金曜日のお風呂洗いはパパ、と役割分担を細かく決めてしまうのも1つの手なのかもしれません。 ママたち、「パパには伝わらない」とあきらめないで!ママがパパの家事をやり直す、ママがパパに家事をお願いするという「名もなき家事」を生まないためには、最初は大変かもしれませんがママもパパの経験不足などを理解し、ハードルを下げてパパに教えてあげてほしいです。パパに任せられることが増えれば、結果としてママの負担はラクになります。両者歩み寄って家事や育児について見直してみるのも良いですね。ただ家事のやり方を伝えるのではなく、例えば、「タンスに洋服を重ねて入れるのではなく、立てて入れると次に取り出しやすくなるよ」などと理由も添えて伝えてみてください。ママの思いがより届き、パパの行動にも変化が現れやすくなるのではないでしょうか。 もしこれから赤ちゃんを迎えるのであれば、産後、退院した日のおむつ替え、沐浴をパパに責任を持って担当してもらうのがオススメです。出産後、パパが赤ちゃんのお世話ができるように「産後パパ育休」を取得するなど、環境を整えておけると良いですね。はじめはなかなか上手くお世話ができずパパは戸惑うかもしれません。しかしそれはママも一緒。試行錯誤してやっていくうちに上手になるんです。パパだけでなくママだって育児の初心者だから一緒に勉強するという意識でいれば、パパにも責任感が芽生えるのではないでしょうか。 すでに育児中の家庭は、休日の子どものお世話をパパに任せる機会を設けてみるのが良いでしょう。パパにとって「名もなき家事」に気づく貴重な機会になるのではないでしょうか。 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。
2023年08月31日仕事と家事を両立させるのは大変ですよね。今回は家事を手伝わない夫のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:nanakichisan看護師だった主人公主人公の女性は夫と息子の3人家族で、現在は育児に専念しています。そんな主人公が看護師として働いていた7年前、夫との間で起きたトラブルです。主人公が仕事で疲れきっている姿を見ても、夫はまったく家事をする気がありませんでした。その上、突然「明日から残業するから」と言い出します。夫の衝撃的な発言出典:愛カツ夫の仕事が増えるということは、夫に家事をやらない言い訳を与えるようなもの。そして実際にそうなってしまい、心身ともに限界の主人公は、夫と相談することを決意したのです。しかし返ってきたのは「家庭より仕事のほうが大事なんだよ」という言葉。呆れた主人公は、実家に帰ることにしました。読者の感想自分のことしか考えていない夫にイラっとしました。家事を手伝わないだけでなく、相談もなく勝手に仕事の時間を増やすと決めたところもひどいなと感じました。(40歳/主婦)同じくらい働いているのに、主人公は家に帰ってもやることがあり、夫は自分の時間だなんて不平等すぎますよね。最後にきちんと心を入れ替えてくれたのでよかったです。(31歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年07月30日掃除、洗濯、料理と家事にはさまざまなタスクがありますが、そのどれもを完璧にするのは大変なこと。そこで、anan Beauty+ clubのメンバーに「やめた家事」についてアンケートを実施してみました。実際にどのような家事をやめたのか、また、やめたいけれどやめたい家事にはどのようなものがあるのか。所属する約100人の女性への調査結果をご紹介します。やめて楽になった家事はありますか?まずは、「以前はしていたけれど、やめた家事」について調査を実施。どのような家事から解放されたのか、また解放されるまでの葛藤などについても伺いました。「毎週床を拭くこと。スッキリして気持ち良いのですが、すぐ汚れてしまうのと、仕事が忙しくなるとそれどころじゃなくなるので毎週するのはやめた。仕事に集中し、余裕ができたときに行うと決めれば『ああこれもやりたいのに』と余計に考えなくて済む。メリハリをつけることにしました」(35歳・会社員)掃除はやればやるほどスッキリするのですが、その分労力がかかるもの。毎日完璧を求めると疲れてしまうことも…。たまには後回しにするくらいのゆるさを持ち合わせていた方が気持ちが楽になりそうですね。「お風呂の排水口はほぼ毎日掃除していたけれど、使い捨てに変えてからは週1に。すごく楽になりました」(31歳・自営業)お風呂の排水口には、日々髪の毛やほこりが。100均などで買える使い捨てのゴミキャッチを使えば、深めのネットに溜まってくれて掃除が楽になるんです。筆者はダイソーで購入しています!「アイロン。アイロンのいらない型が付いたシャツのみ買うようにした」(女性)意外と手間なアイロン。仕事でシャツを着る人がいる家庭は、特に大変な思いをしているのではないでしょうか。アイロン不要の服を少しずつ増やしていけば、アイロン不要の日が訪れるかも…!?「以前は毎日枕カバーを交換していたけど、フェイスタオルをかけてそのタオルを洗うように変更。枕カバー着脱の手間がなくなって楽になりました!」(31歳・専門職)枕カバーの着脱って意外と面倒。フェイスタオルならサッと替えられて、洗い替えの用意も簡単!毎日洗いたい方は検討してみてはいかがでしょうか。「料理は私は一切やらずにすべて夫担当にしています。うちの家事担当のルールがあり、もともとあまり料理好きではなかった私と割と好きな夫で利害が一致しました(笑)」(36歳・専門職)好きになれない家事を家族に任せてしまうという選択肢も!家事の分担についてはそれぞれ家庭のルールがあるかと思いますが、案外良い収まりどころが見つかるかもしれませんね。「洗濯ものを干す作業は、乾燥機付きのものを買って解決させる。掃除機はルンバを買ったのでやらない。水回りとベッドメイキングは家事外注に依頼する。嫌なこと、めんどくさいことから解き放たれました!」(35歳・会社員)文明の利器に頼るのも一つの手。食器乾燥機やお掃除ロボットなどに頼ることで、大幅に家事負担を減らすことができます。また、苦手な部分だけ外注してしまうのもアリですね!※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。夏の間だけでもやめたい…!年中やらないという決断はできずとも、なるべく暑さが厳しい夏の間だけでもやめたい…!そんな夏はなるべく避けるようにしている家事についても聞いてみました。「アイロン。夏はアイロンをかけなくてもいい服ばかりです」(31歳・自営業)アイロンから発生する熱気で、汗が止まらなくなる季節。夏服は特に使われている素材を見ながら、アイロン掛けがなるべくいらない服を選ぶといいかも。「火を使った調理は少し減りました」(32歳・その他)料理中も暑さとの戦いになりがち。なるべく火を使わずに済ませたいものですよね。筆者はそうめんを茹でるのすら億劫で、レンジ調理で済ませてしまうこともちらほら…。「玄関ドアの掃除。シンプルに暑い!汚れていても別にそんなに困らないし…と夏場は避けてます」(31歳・専門職)冷房が届きにくい場所の掃除は後回しにしがち。暑さで体調を崩すこともありますし、夏は「まあいっか」精神で家事の回数を減らしてみてもいいかもしれませんね。「窓の掃除。紫外線を浴びたくないから」(35歳・会社員)夏の窓際は紫外線に注意。窓掃除中はかなり紫外線を浴びてしまうので、やるなら日焼け止めを入念に塗ってから始めましょう。やらないという選択肢も、大いに尊重します!やめたいけれどやめられない家事も…思い切ってやめたいけれど、そう簡単にはやめられない家事も。女性たちが日々葛藤している、やめられない家事にはどのようなものがあるのでしょうか。「キッチン掃除。サボると結局あとで大変なのでやらなきゃだけど、油汚れや五徳を洗うのがめんどくさい…!」(31歳・専門職)1回の料理でも、気づけば油まみれになっているキッチン。放置すればするほどこびりついてあとが大変なんですよね…。結局はこまめな掃除が功を奏するのはわかっているのですが、面倒になりがちな家事の一つです。「水回りの掃除。放置した時が恐ろしいから」(26歳・会社員)キッチンと同じく、水回りの掃除も億劫になりがち。水垢くらいならまだいいものの、カビになると除去が大変に。こまめに掃除した方が楽だとわかっているからこそ、なんだかんだで手をつけてしまいます。「掃除機をかけること。面倒だけど、さぼると床が髪の毛だらけになって大変なので仕方なくやっている」(35歳・会社員)少し掃除機をサボっただけで、気づけば床は髪の毛だらけ。筆者も掃除機は好きじゃないのですが、音楽を聴きながらなんとか気持ちを上げて頑張っています…!「大事な洋服たちのケア、本当は全部を毎回クリーニングに出せるようになれば最高なんでしょうが…」(35歳・会社員)適当な服であればガシガシ洗濯機にかけるだけでいいのですが、そうもいかない大事な服は洗うのも干すのもひと手間。とはいえそうして手間をかけるからこそ、より大事に思えるのかもしれませんね。「やーめたっ」もアリなのかも?どうしてもやめられない家事もありますが、ある程度やらなきゃという責任感を手放したり、家電や周りの人に頼ったりすることで、案外やめられてしまう家事もあるよう。やりたくないなと思う家事があるなら、離れる方法を考えてみるのもアリかもしれませんね。筆者も大嫌いな皿洗いから逃れるため、食洗機の導入を検討してみようと思います!筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)in4mal/Getty Images文・比嘉桃子
2023年07月17日皆さんは、夫婦の家事の分担はどのように決めていますか?今回は「共働きなのに家事を丸投げする夫」を紹介します。家事をまったくしない夫にうんざり共働き夫婦の主人公には、ある不満がありました。それは、夫が脱いだ服をそのまま放置して洗濯機に持っていかないこと。さらに主人公が残業で遅い日も、定時で帰った夫は洗濯物の取り込みすら手伝ってくれません。主人公が文句を言うと夫は「家事は君の仕事だろ」と言い返してきます。挙句の果てに残業で遅くなる主人公に、帰ったらシャツにアイロンをかけるよう要求してきたのです。既にアイロン済みのシャツがあると主人公が伝えても、夫はお気に入りのシャツを着たいと主張。どうやら会社の送迎会に女性社員が参加するため、夫は見栄を張りたいようです。自分は何もしないのに見栄だけは張りたがる夫に嫌気がさした主人公が、いつもの格好でいけばいいと伝えると…。自分でやると言う夫夫は自分でアイロンをあてるからいい、と言い出しました。主人公が「できるなら最初から自分でしなさいよ!」と文句を言うと、奥さんがいるのに自分でやるのは切ないと言う始末。夫が自分で家事をしない理由のくだらなさに、主人公の怒りは限界に…。そしてこのまま変わらなかったら今後のことも考える、と夫に言い渡すのでした。見栄のためだけに…残業で疲れているなか、夫の見栄だけのために家事をさせられる主人公。夫の発言に怒りが頂点に達したエピソードでした。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年07月03日みなさんは苦手な家事や、嫌いな家事はありますか。そういった家事はできるだけやめて、効率よく楽しく暮らしたいですよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、やめてよかった家事についてリサーチしました!掃除時間が圧倒的に減る※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。以前はしていたけどやらなくなった家事について、やめたきっかけや、やめてよかったことなどを教えてもらいました。まずは、時間のかかる家事でもある、掃除について、見てみましょう。「掃除機をかけるのをやめて、お掃除ロボットにほぼお任せになった。かなりキレイになるのでありがたい。子どもが生まれて、家事をする時間が惜しくなり、自動化できる家事を探している」(29歳・主婦)「掃除機からお掃除ロボットとクイックルワイパーに変えた。嫌いな家事をなくすために方法を変えました。家族にお願いするわけでも、嫌と思いながらやるわけでもなく、とても良い解決策」(29歳・公務員)掃除機をかけるのは、結構時間がかかりますよね。私は、平日は掃除機をかける気力がないので、週に1回、休みの日にかけていました。ただ、数年前にお掃除ロボットを使い始めるようになって、かなり掃除の負担が減り、以前よりも頻繁に掃除ができるようになりました。また、スケジュール設定もできて、決まった時間に掃除をしてくれるので、常にキレイに保つことができています。ちょっとゴミが気になる時は、ウエットティッシュで拭き取ってすませるので、掃除機の出番はほとんどなくなりました。手間も省けて、水道代もお得に続いては、面倒だと感じる人が多い、水回りの家事について。調理のあとの、皿洗いをやめたという人が多くいました。「皿洗いをやめて、食洗機を買った。水道代の節約になった」(35歳・専門職)「食洗機を頼るようになった。忙しくて家事ができないから」(33歳・自営業)皿洗いが苦手な人はとても多い印象でした。楽しく料理をして、美味しく食べるところまでは、とても幸せなのですが、大量の汚れた食器を見ると、一気にテンションが下がってしまいますよね。私は、料理中からできるだけ洗い物が増えないように心掛けて、皿洗いの負担を減らしています。皿洗いをやめた人のほとんどが、食洗機を使っていました。家事の負担が少なくなるだけでなく、一般的には水道代も節約できると言われていて、メリットも大きいですよね。最近は、食洗機対応の食器や調理器具も多いので、食洗機だけでも調理後の片付けが完結できそうです。ただ、備え付きでない場合は、設置するためのスペースが必要になるのがネックです。私は、まだ手での皿洗い生活が続きそうです。洗濯物をそのままクローゼットへ続いて、実は面倒だと思っている人が多かった、「洗濯」についてのコメントを見てみましょう。「乾燥機付き洗濯機を使って干すことをやめた。その時間を仕事にあてられるようになった、苦手なことをしなくてすむようになった」(35歳・会社員)乾燥機付きの洗濯機に変えると、洗濯を干す作業がまるっと必要なくなりますよね。洗濯物を「干す」ことをやめるだけで、かなり時短になるので、メリットを感じている人は多そうです。私も乾燥機付き洗濯機を使っていますが、以前は、1度洗濯機をかけると、干す作業が終わるまで外出もできず、寝ることもできないということに、ストレスに感じていました。今は、スタートボタンを押したら、そのまま放置しておけるので、時間を有効活用できるようになりました。また、洗濯物を「干す」以外に、こんな家事をやめた人たちもいました。「一部の洗濯物を畳まなくなった。クローゼットにハンガーでかける収納にしたことで、一部の洋服は畳むことはなくなった」(36歳・専門職)「洋服を畳むことをやめた。引っ越しをして、ウォークインクローゼットになったから。洗濯がラクになった」(32歳・無職)「洗濯物をほぼ干しっぱなしにしている。来客もないため、干しっぱなしでも気にならなくなってしまった」(28歳・会社員)意外に多かったのが、洗濯物を「畳む」作業をやめたという人たち。確かに、畳むのも時間がかかりますよね。私は、乾燥機付き洗濯機を使うことで、「干す」作業はやめられたのですが、「畳む」ことは避けられません。「干す」も「畳む」も両方やめられる方法があるといいのですが…。手入れが簡単な服で家事負担も減らす続いても、衣服にまつわる家事で、こちらもやめた人多数でした。「アイロンがけをやめた。アイロンをかけなくてもいい素材の服を買うようになった。アイロンがけが必要な服は、結局着なくなることに気づいたので」(31歳・会社員)「アイロンがけをやめてクリーニングに出すようになった。娘が小さくて危ないから。時短にもなる」(35歳・会社員)アイロンがけは、とにかく面倒という声が多く集まりました。アイロン台を広げて、アイロンを温めてという準備も手間という人も。また、シワになりそうな服は、アイロンがけが頭をよぎって結局出番が少なくなってしまうという意見は、私も共感できます。家で簡単に手入れができることは、洋服選びでも大切なポイントになりますよね。私の手持ちの服を見てみても、もともとシワやプリーツ加工がされていて、洗濯などの手入れがラクな商品が多い気がします。時間も気持ちもゆとりをやめてよかった家事リサーチ、いかがでしたか? 家事をやめるために家電を購入した人もいれば、家電そのものを使わなくなった人もいましたね。どんな方法でも、その家事をやめたことで、時間を有効活用できたり、心にゆとりが生まれたりしているようです。みなさんも、頑張りすぎず、苦手な家事は1度やめてみるのはいかがでしょうか?(C)Klaus Vedfelt/Getty Images文・高橋あやか
2023年05月21日Seriaで、自炊をする人の強い味方を発見しました。その名も「家事をへらす保存食器」です!名前の通り、家事の手助けをしてくれる優秀な機能を紹介します。調理してそのまま食卓に出せる!出典:CoordiSnap今回紹介するのはSeriaで購入した「保存食器」です。保存容器ではなく、食器という名前がとても魅力的なこのアイテム。価格は110円(税込)でした。サイズのバリエーションが豊富♪出典:CoordiSnapサイズはSS、S、M、Lの全部で4種類です。今回は一番使い勝手がよさそうなMサイズを購入しました。カラーはサイズによってラインナップが違い、Mサイズにはホワイトとパステルブルーがありました。購入したのはパステルブルーのカラーで、ミルキーな青がとても可愛いです。3wayで使えるマルチなアイテム出典:CoordiSnapこのアイテムは、電子レンジ等での調理、保存、そして食器としてそのまま食卓に出すことができます!しかも食器洗濯機、乾燥機にも対応しているすぐれもの。耐熱温度はマイナス20度から140度までで、そのまま冷凍することもできます。これ一つでマルチに使えるので、重宝すること間違いなし♡フタをしたままレンジでチン!出典:CoordiSnap電子レンジで温める際に面倒なのが、ラップをしないといけないところ。しかしこの保存食器は、フタをしたまま使用できる神アイテムなんです!フタのサイドにはくぼみがあり、フタを少しずらして使用します。これでラップのゴミも出ず、環境にも優しいですね♪今回紹介したSeriaの保存食器は、保存容器としても食器としても優秀な神アイテムでした。ぜひ、Seriaの店頭でチェックしてみてくださいね。※価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。<商品情報>商品名:家事をへらす保存食器値段:110円(税込)<writer>AkaneダイソーやSeriaの雑貨を中心に、便利グッズを紹介しています♪とくにキャラクターグッズが大好き!
2023年05月11日切れないと家事ストレスだけど、研ぐのもまた面倒毎日料理に使う包丁は、長く使用していると切れ味が悪くなります。切れない包丁にストレスを感じながら、料理時間が長くなってしまうことも。定期的に研げばいいのだけれど、つい忘れてしまう、そんな時間もない、その作業自体があまり好きではない。という方も多いのではないかと思います。そんな方にぴったりなのが・・・普段の動作で包丁が研げる包丁スタンドセットディノスのツヴィリングJ.A.ヘンケルス 砥石内蔵ナイフブロックセット(三徳包丁・ペティナイフ付き)<提供品です>木目のスタンドがとてもきれいで、真っ白な包丁も可愛らしいセット。インテリアにも合わせやすく、見た目も大満足なのですが何より家事がラクになります。内側にセラミック砥石が内蔵されている表面的には一般的な包丁スタンドですが差込部分をよく覗き込むと、V字になったセラミック砥石が内蔵されているのがわかります。これにより・・・出し入れだけで包丁が研げる普段の「使う」「片付ける」の動作だけで包丁研ぎができています。あえて研ぐ時間を作る必要もなく、いつもの動作の中で+αの家事ができていることが便利でとても得をした気分になります。セットの包丁を実際に使ってみたら軽量で扱いやすく使いやすさを実感しました。見た目も可愛らしく、料理のモチベーションも上がります。切れ味もサクサク。ペティナイフはちょっと切りたい時にも便利人暮らしのわが家は、食材をたくさん切るわけではないのでペティナイフがちょうどいいサイズ感です。小さくてもサクサク切れるので助かっています。その家事時間本当に必要?毎日当たり前だと思ってかけている家事時間ですが、忙しい人ほど一旦立ち止まり疑問視してみてもいいかもしれません。包丁研ぎにストレスがある、忘れてしまう、忙しくてなかなかできないそんな方は是非使ってみてください。
2023年04月27日日常にあふれる雑多な家事は、「名もなき家事」と呼ばれますが、実は「名もなき育児」も無数に存在し、多くのママたちを悩ませているようです。これまでさまざまな「名もなき育児」を紹介してくださったのは、育児の専門家でありパパの育児参加に詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生。無数にある「名もなき育児」の中からピックアップした具体例を解説していただきました。今回も、無数にある「名もなき育児」の中からピックアップした具体例を解説していただきました。小崎先生が解説! 名もなき育児のリアルパパは名もなき育児=ママの仕事、と思い込んでいる傾向にあるのだそう。そんな日常に潜む名もなき育児について、小崎先生に解説いただきました。 ケース1:「帰りたくない!」「乗りたくない!」への対応 公園から帰りたがらない子どもの対応に苦労しているママは多いようです。また、保育園や幼稚園のお迎え時も帰るのを嫌がられ、子どもの説得が日課のようになっていることも……。ときには修羅場が繰り広げられることもあるようです。 小崎先生から「幼稚園・保育園や公園から出たあとも、自転車の後ろや車のチャイルドシートに乗るのを嫌がることもあると思います。ママたちは事前にDVDや子どもの好きなおやつなど、対策グッズを用意したり、事前に子どもと帰る時間の約束をしたり、なかにはあえて満足するまで遊ばせる時間を見積もってお迎えに来るママも。 仕事から帰宅したパパはそんな日中の苦労は知らないかもしれません。帰宅後はお風呂、寝かしつけなどの育児に参加したりすることはもちろん、ママの話を聞くことも大切です。それだけでもママの心の負担は減るでしょう」 ケース2:登園グッズの準備幼稚園、保育園には毎日いろいろな持ち物を持っていきます。特に年齢が低いうちはおむつの用意や着替えも枚数が多くなって大変な傾向が……。また、新しい持ち物には都度、記名するのを忘れないようにしなくてはいけません。 小崎先生から「子どもの年齢や施設によっても違いはあると思いますが、おむつやパンツ、着替えセット、靴下、エプロン、タオル、コップ、月曜日は布団カバーとシーツなど、登園には準備するものがいろいろあります。お弁当や体操着が必要な園もあるでしょう。準備は大変ですが、ママは持ち帰った洗濯物を洗ったり、泥んこになった衣類の汚れを落としたり、帰宅後も大忙しです。これにくわえて週末は上履きやシーツなどの洗濯物が。保育園の送迎や洗濯がママなら荷物の準備はパパなど、夫婦で話し合って分担してもよいのかもしれません。準備の際には、記名ができているか、洗濯で落ちていないかのチェックもしっかりおこないましょう」 ケース3:幼稚園・保育園から持ち帰った工作グッズの管理、処分幼稚園・保育園に入園すると、子どもたちはさまざまな作品やお土産を持ち帰ってきます。全部保管しておくことができたらいいけれど、どんどん増えていくのでどうするか悩んでいるママは多いようです。 小崎先生から「園では工作する機会が多いので、たくさんの作品を持ち帰ると思います。ある程度たまったら、厳選したものだけを保管したり、一定期間は家に飾ったり、写真に撮って作品は処分したりするおうちもあるでしょう。子どもと話し合って手放すもの、残すものを一緒に決めている方もいます。放っておけば山のようになってしまいますから、なかなか侮れない作業で、多くのママたちの頭を悩ませています。 今はネットにもアイデアがいろいろ出ているので、夫婦で得意不得意もシェアしながら、どうしたいか話し合えるといいですね。家庭の方針やルールを決めるだけでもぐんと負担が減ると思います」 ケース4:クリスマスの欲しい物リサーチ少し時期は先になりますが、クリスマスにも名もなき育児が。クリスマスというと、前日や当日に注目が行きがちですが、当日盛り上がるのは、事前の準備があってこそ。子どもが欲しい物を聞き出したり、あるいは何をサプライズプレゼントにするかを考えたりするのは、ママとパパの年に1度の重要な役目です。小崎先生から「クリスマス前は、さりげなく子どもの希望を聞き出したり、サンタさんが出てくる絵本を読み聞かせたり、サンタさんへのお手紙を一緒に書いたり、プレゼントを用意したりと、年に1度ママとパパが演出家になるときですよね。クリスマス前日、当日が盛り上がるのは、入念な事前の準備あってこそ。子どもが希望するプレゼントが用意できないものだったり、親として望まないものだったりしたときには、子どもと話してうまく調整しておく必要もあるでしょう。ママに負担が偏りがちだと思いますが、ママとパパでしっかりすり合わせをおこなって、準備の過程も夫婦で楽しめるといいですね」 名もなき育児をママ任せにしない「”名もなき育児”はまだまだ無数にあります。家庭ごとに内容が違うので、夫婦でリストアップしてみましょう」と小崎先生。 「パパは”おむつ替え”、”着替え”、”公園遊び”、”お風呂”、など、名前のつく育児をやってその前後にある名もなき育児はママ任せというケースが多いのかもしれません。着替えた服をそのまま床に置きっぱなし、公園へ行く荷物の準備はしない、お風呂は一緒に入るだけで子どもを拭いたり保湿したりするのはママ……といった具合です。 リストアップはこれらに気が付く良い機会です。一度、名前のある育児の前後には、どんな作業があるのか確認してみましょう。普段スルーしていた”名もなき育児”に気付いたらパパたちにも積極的にやってほしいのはもちろんですが、これらの存在を知って理解すること自体が、ママたちのストレス軽減につながるでしょう」(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。
2023年02月28日仕事や育児に追われて疲れていると「できれば最小限の家事だけにしたい」「細かくて面倒な家事はやりたくない」と感じることも多いですよね。料理や洗濯などわかりやすい家事以外にも、ストレスのかかるちょっとした家事は少なくありません。そんな面倒な”名もなき家事”において、整理収納アドバイザーである筆者が改善してきた4つのポイントをご紹介します。1.部屋中のゴミ集めが大変リビング、寝室、子ども部屋など、各所のゴミ集めは、地味に毎回手間がかかって大変ですよね。筆者宅では、メインのゴミ箱がキッチンに一つだけ。リビング、寝室、洗面所にはゴミ箱を置いていません。メインのゴミ箱は、プラスチックごみと燃やせるゴミ、ビン、缶類の4つに分けており、10リットルの小さめのゴミ袋に溜まったら、こまめに捨てるようにしています。子ども部屋には小さいゴミ箱をそれぞれ置き、子ども自身がゴミをまとめてメインのゴミ箱に捨てに来るようにして、ビニールの交換まで任せています。ゴミ箱の数を減らすことは、不要なものを長期間溜めずに早めに手放す習慣にも繋がります。地味な家事時間は、こうした暮らしの仕組みで少しずつ改善できるはずですよ。2.ペーパー類の補充が面倒トイレットペーパーやティッシュなどのペーパー類の補充を、なぜか毎回自分ばかりやっている…そう感じることはありませんか?使うタイミングで中身が空っぽだと、自分も家族もイライラしてしまいますよね。筆者宅では、トイレットペーパーは1.5倍巻き、ティッシュは200枚入りを選び、できるだけ内容量が多いものを使用して交換頻度を下げています。また消耗品を購入したときは、交換しやすくするためのひと工夫しておくこともおすすめ。購入時のビニール包装などを先に外しておくなど、交換の小さな手間を減らしています。消耗品の補充は、アクション数がひとつでも多くなると、家族もやりたがらない傾向が。交換が少しでも楽になる小さな工夫しておくことで、次に使う人への思いやりをもって交換できる余裕が生まれると感じています。3.ヌメヌメするシンク回りの掃除が嫌いシンクの排水口やスポンジ置き場など、キッチンの水回りは手間がかかる掃除のひとつ。ヌメヌメした汚れやカビなど、触るのも苦手だと感じる方も多いかもしれません。しかし、水回りの掃除をサボってしまうと、嫌なにおいがしたり雑菌が繁殖したり、ますます掃除が面倒になってしまいます。筆者宅では、カビの温床になりがちなスポンジラックは撤去し、スポンジはシンクの隅に斜めに立てかけておくだけ。シンクや排水口掃除は、新しい排水口ネットへ取り替える前に、そのネットに台所用洗剤を少しつけてスポンジ代わりにサッと洗ってしまいます。蛇口周りの水滴は、洗濯前のマイクロファイバーの食器布巾で拭き取って水垢やヌメリを予防!週末にはキッチン泡ハイターでしっかり除菌します。平日は2分ほどでできるカンタン掃除だけで、無理に頑張らないのがポイント。平日と週末にできることを分けて、メリハリのある家事時間の使い方を意識してみましょう。4.洗面所がすぐ汚れてストレス寒い時期は、感染症対策のためにも今までより入念に手洗い・うがいする方も多いと思います。しかし、そのたびに洗面所周りは水が飛び散り、鏡に水垢ができて白く曇った印象になってしまいがちです。洗面所周りを清潔に保つポイントは、周りにものを置かず、石鹸の泡や水滴をすぐに拭き取れる環境にしておくこと。筆者は朝洗顔に使用したタオルにアルコールスプレーを吹きかけて、まず鏡を拭き、次に洗面台や洗面ボウルを拭き上げてしまいます。特別なスポンジや洗剤は使いません。キッチンの水回りの掃除と同じで、洗濯前のタオル交換のついでに掃除する仕組みを日々ルーティン化してみてください。そうすることで掃除道具を揃えたり、掃除の時間を取ったりする面倒さをなくし、少しの労力で掃除を終わらせられますよ。おわりに上に挙げた「しかたなくやるけど、本当は面倒くさくて苦手なこと」は、ついつい後回しにしたくなることも多いかもしれません。筆者自身も、すぐにやれば10分でできたことが、後回しにすると1.5~2倍の時間と労力がかかってしまう体験を何度もしてきました。家事とは何度も微調整を行い、そのときの自分の暮らしに合った方法へ常に変更していくものです。まずは本やネット上で学んだ時短家事を参考にしてみて、自分に合うこと、合わないことを知るのも大切でしょう。わざわざやるのがストレスな家事は取り組み方を見直して、「ついでならできる!」「ほんの数分頑張ろう」と思えるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakaniのぞみ
2022年11月18日子育てしながらの家事は、いかに効率よくクオリティ高く仕上げるか、あれこれ知恵を絞るもの。名前がつかない細々した「名もなき家事」に、注目が集まっています。いつの間にかママだけの負担になっている家庭も多く、夫婦でシェアすることの重要性が求められています。今回お届けするのは「掃除」について。掃除機をかけるだけでなく、ゴミ出し、掃除機のメンテナンス、排水溝のゴミ取りなど、掃除はいろいろ! パパの家事育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に話を伺いました。 家事育児は 評価されるべき仕事!?「家事育児を全て外注するといくらくらいになるか、という面白い試算があります。一説によると、年間1000万円以上かかるそうです」と解説するのはパパの家事育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生です。 「さまざまな機関が試算していて、算出方法はそれぞれ違いますし、家族の人数など、状況によって試算される金額にはもちろん幅があります。しかし、すべて外注にするとイメージすれば、いずれにせよそれなりの金額がかかることは想像がつきますよね。家事育児は評価されにくいけれど、実際はすごく価値のある大切なことです。家事育児に疎いパパには、“名もなき家事”と呼ばれるさまざまな家の仕事の価値について、今一度考えてもらいたいです」と小崎先生は話します。 「名もなき家事」の存在を広く知ってもらおうと、全国の自治体も力を入れています。大阪市では「家事・育児シェアチェックシート」を、福島県伊達市は「見えない家事・名もなき家事チェックリスト」をWebで公開。いずれもダウンロードできるようになっており、家庭での活用を呼びかけています。 参照)大阪府大阪市「家事・育児シェアチェックシート」福島県伊達市「見えない家事・名もなき家事チェックリスト」小崎先生が解説!名もなき家事〜掃除編〜のリアル暮らしに欠かせない「掃除」。自治体が発行するチェックリストにもある通り、掃除はゴミ出しや風呂の排水溝掃除、トイレ掃除などさまざまな作業の積み重ね。ゴミを集める、ダンボールをつぶす、置きっぱなしのものを片付ける、掃除用洗剤の補充など、名もなき家事もたくさん。そんな名もなき家事の代表とも言える「掃除」について、小崎先生の解説とともにお届けします。 ケース1:ゴミ出し ゴミをゴミ捨て場まで持っていくのは「ゴミ移動」。ゴミを分別する、集める、新しいゴミ袋を購入する、ゴミ箱にかけるなど、いくつものタスクをこなして初めて「ゴミ出し」という家事が完了します。 小崎先生から「住んでいる地域では、いつどうやって捨てるのかなど、曜日や日付を夫婦で共有しておくことも重要です。2週間に1回や月に1回の収集を逃しても平気なパパは、責任の所在がママになっていて“困り感”がないんです。ダンボールや新聞だってまとめるのは大変です。ゴミに責任を負う立場になったら、瓶も気軽に買えなくなるでしょう。けれど、男性はこだわりが強い方もいるので、やってみたら細かい分別にうまくマッチするかもしれません。ゲーム感覚で楽しんでほしいですね」 ケース2:掃除機を使用する掃除機は、ただかければいいというのではなく、たまったゴミを取り出す作業も必要です。毎回発生するものではないから、パパたちは「かけるだけ」になりがち。でもこのゴミを取り出す作業を、とくに負担と感じるママも多いと思うのですが……。 小崎先生から「掃除機自体にも定期的にメンテナンスが必要ですよね。サイクロン式やお掃除ロボットなら掃除機のゴミ捨ても必要です。紙パック式ならゴミが溜まったら取り換える作業も必要です。普段そこまでやっていないとパパたちは気付かないので、メンテナンスのサインや、やり方を教えた方が良いでしょう。夫婦で得手不得手があるでしょうから、掃除機を買い替える際は、よく話し合って夫婦で一緒に選ぶのがおすすめ。さらに選びながら分担を決めてしまうのが理想です。ちなみに僕は、掃除機にたまったゴミ捨ては好きな家事の1つです。『こんなにゴミがとれた!』と成果が見えるからです」 ケース3:お掃除ロボットのための掃除働くママパパの救世主となるお掃除ロボット。しかし部屋が散らかっていてはロボットも活躍してくれません。お掃除ロボットのために床の物を片付ける、というのも名もなき家事です。パパが出勤前にささっと片付けてくれると助かります。 小崎先生から「うちの場合、お掃除ロボットのために部屋を掃除するから部屋がきれいになる、という逆説的な現象が起きています(笑)月水金に自動で動くように設定していますから、月水金の朝は床の物を全部上げて、椅子もテーブルに上げて、部屋のドアも開けて出掛けます。こういうことを忙しい朝に1人でこなすのは大変です。一緒に曜日を決めて、夫婦の共同作業にしたいですね」 ケース4:玄関まわりを掃く毎日必要ではないかもしれませんが、ほうきを使って玄関まわりを掃くことも必要です。子どもが芝生や土をたくさん付けて帰ってくるなど、玄関も汚れがたまりやすいものです。小崎先生から「玄関まわりの汚れはなかなかパパが気づきにくい場所です。土やホコリが溜まっていても、そういうものだと思ってしまい、気にならないかもしれません。それだけにママがほうきで掃いてくれていることすら気づいていない場合も。でも、パパも育児に積極的に関わって『子どもを育てている』という視点を持つと、見え方も変わってほこりが気になってくるでしょう。ほこりがあると、アレルギーの心配がでてきたり、不衛生だなと感じたりすると思います。自己アピールが好きな男性も多いと思うので、家の個性となる玄関のデコレーションと一緒に掃除をお願いするのも良いかもしれません」 パパがやってくれないとあきらめないで 小崎先生は「パパが変わらない、やってくれないと、あきらめないで」とママたちに訴えます。 「子どももパパも、どこかで変わるタイミングというのがあるんです。僕だって、がさつな生活をしていましたが、育休を取ってからちゃんと掃除をするようになりましたし、夜はパジャマを着て寝るようになりました(笑)自分でもこの変化には驚きます。やっぱり責任を持って家庭生活を送ると、心地よい暮らしとは何かについて真剣に向き合います。そうすると自身のQOLも上がるんです」 なかなか掃除してくれないパパに対し、「あきらめモード」のママもいるかもしれません。しかし夫婦で歩む道は、この先も長いです。トライアンドエラーの積み重ねで根気よく夫婦で話し合い、心地よい暮らしを共に作っていくことが大切のようです。 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年09月30日最近どっと疲れた出来事…大体いつもは私が詰め替えるんですが、まだ少し残っていたし、お風呂を出て服も着たので「次に入る人に託そう!」と詰め替えのシャンプーを浴室のドアに前に置いたのですが…なぜ…わかりやすく置いてるのに、なぜやってくれないのか?ともかく皆に「残りが少なくなったら詰め替えて!」とお願いしたのですが、全然やってくれませんよ!!!私以外の4人の人間がシャンプーを使うはずなのに、あの分量でどうやって頭を洗ったのだろう…? と思ったら、容器の中に水を入れて、シャカシャカ振って使い切ってるらしい!1滴も残らず使い切るのはえらいんだけど…でもそういうことじゃないんだ…!シャンプーだけでなく、トイレットペーパーでも同じ現象が…なぜ…なぜ…次の人のために付け替えをしないの?しかし注意をしなくなったら負けなので、子ども達が自然にやってくれるようになるまで、頑張ろうと思います!でも疲れるよねえ~
2022年09月17日日常にあふれる名前のない家事「名もなき家事」が話題を呼んでいますが、子育てに目を転じれば、当たり前すぎて気づかれにくい子どもの世話「名もなき育児」も日常にあふれています。これらの負担はママに偏ることが多く、育児ストレスの原因にもなっています。パパの育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に話を伺いました。1日当たり5時間20分の差! 家事・育児時間の男女差東京都が実施した「令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査」では、未就学児の子育て世代の家事・育児関連時間は、1日当たり男女差が5時間20分もあることが分かりました。 「パパは名もなき育児=ママの仕事、と思い込んでいる傾向にあります。例えば、子どもの面倒をよく見ているパパでも、うんちのおむつ替えとなると『ママを呼んでいるよ〜』などとママに丸投げすることもあります。でも、『ママ=子どものお世話が得意』とは限りません。ママにだって苦手なことはある。パパだって出産とおっぱいをあげること以外は全部できますよ」と小崎先生は話します。 小崎先生が解説! 名もなき育児のリアルここで、名もなき育児のリアルを小崎先生の解説とともにお届けします。 ケース1:赤ちゃんや子どもとお出かけするときの荷物の準備赤ちゃんとのお出かけは持ち物が多いので、荷物の準備は実はとても大変なこと。とくに赤ちゃんが小さければ小さいほど、おむつ、授乳セット、着替えなど荷物が多くなります。それなのにパパが赤ちゃんや子どもとお出かけする場合、「荷物の準備だけはママにお願いする」ということも……。 小崎先生から「上手な荷物の支度は、いかに親としての経験を積むかです。隣町の公園に行くだけなのに、大きなボストンバッグで出かけたパパもいます(笑)経験することで『これはいる』『これはいらない』とわかってくる。親も試行錯誤です。ママはパパに失敗が許される機会を与えて、パパも育ててあげてほしいです」(小崎先生) ケース2:食事の献立を考える家に残っている食材を把握したり、栄養のバランスを考えたり、子どもの好きそうなものを考えたり……。献立を考えるのも実は大切な育児のひとコマです。はじめての離乳食であればわからないこと、食べさせていいものなど、調べることにもたくさんの労力と時間を費やします。 小崎先生から「料理という家事の中で、一番難しいのが献立です。子どものミルクや離乳食は、子どもの発達について理解できているかどうかも関わってきます。離乳食の初期、中期、後期のこと、アレルギーのこと、はちみつを1歳未満は食べさせてはいけないこと(※)など、子育てに関する意識・知識・技術を得る努力が必要になってきます。出産までミルクの調乳をやったことがなかった、というママは多いです。『ママが頑張っているから俺はやらなくていい』のではなく、『ママもわからないことだらけ』であることをパパに認識してもらえるとよいですね」 ※生後1年未満の乳幼児は、乳児ボツリヌス症にかかるおそれがあるため、はちみつを与えてはいけません。 ケース3:子どもの発達や病気について、知識を習得したり、相談・受診したりする子どもの発達の悩みや病気について、育児書やインターネットで調べる、保育園や支援センターに相談する、病院を探すなどもママがメインになっている家庭が多いかもしれません。 小崎先生から「保育園の面談にパパがくる家庭は少ないのですが、なかには夫婦で来る家庭もありました。保育士からすると、夫婦で来てくれるとすごく安心します。パパも関わることで、子どもの成長や様子について多様な見方ができるからです。『子どものかかりつけ医をどれだけ知っているか』も大事です。子どもが通っている内科、外科、皮膚科、耳鼻科、歯科、夜間救急など、パパは全部言えますか?」 ケース4:子どもの遊び相手になる子どもの遊び相手になることも、立派な育児の一つです。子どもの「遊びたい」に応えることも、大事な時間です。ただ、遊びを終えるとき、子どもが「いや」と言って拒むなんてことは日常茶飯事。でも、帰宅してからの夕飯の支度やお風呂、寝かしつけなどのタイムスケジュールを考えると、うまく子どもを説得しなければなりません。遊び相手になるということは、スケジュールを考えたり、説得したりと、いろいろな名もなき育児を対応しているということ。責任を感じているからこそのこの苦労! パパにもぜひ知ってもらいたい育児の大変さの一つです。 小崎先生から「育児は仕事のように段取りよくいきません。例えば絵本の読み聞かせにしても、『2回絵本読んだから、はい、おしまいね』では仕事ですよね。でも現実はこうはならない。子どもは『もう1かい! もう1かい!』を繰り返します。いったい何回読まなきゃいけないの? いつ終わるの? という状況です。そこにうまく区切りをつけたり、ほかの遊びに誘ったりしていくのが育児なんです。でもそういう経験のないパパもいます。経験がないと、仕事モードで考えて、子どもをうまく誘導できないこともあります。ママとのズレは、責任感の違いからくるものが多いかもしれません」(小崎先生) ほかにも・育児グッズ購入前のリサーチ・きょうだいゲンカの仲裁・食事、おやつのあとの片づけ・お絵描きや工作後のあと片づけ・赤ちゃんが寝ているときの安全確認・おもちゃの片づけ・水筒・お弁当の片づけ&準備・園グッズの準備・検温とサイン など「名もなき育児」は無数にあります。家庭ごとに内容も変わってくるので、オリジナルリストを作って夫婦でシェアしてみてはいかがでしょうか。 パパが育休を取って気づく親としての「責任と覚悟」 2022年4月から育児・介護休業法が大きく改正され、パパが育休を取りやすくなりやすくなりました。10月からは産後パパ育休も新設され、パパも「産休」がもらえるようになるので、パパが主体的に育児に関わるチャンスも増えそうです。男の子3人を育てた小崎先生は、3度の育休で親として成長したそうです。 「僕の場合は、3人の息子それぞれで育休を取って、育休を取る事で親になれたと思っています。もう20年以上前ですが、それぞれ3カ月取りました。育休を取って、自分が責任を持って子どもの面倒を見るようになって、親としての責任と覚悟が芽生えました。僕は育休を取るまで、“一緒に住んでいる楽しいおっちゃん”でしかありませんでした(笑)僕は保育士だったけれど、自分の子どもが泣けば『ママを呼んでいるよ〜』と丸投げしていましたし、うんちのおむつを替えることもしないほどでした。 僕はジャンクフードが大好きでしたけれど、子どもの離乳食を作ったときに人生で初めて食べ物を意識するようになったんです。僕が育休をとった約25年前、残留農薬が世間で話題になっていましたが、全然気にしてなかったんです。ところが、子どもにオレンジを絞って飲ませるときに初めて『これ大丈夫か?』と意識したんです。 育休中には、責任を持って子どもの命を守るということも覚えました。子どもがケガをして病院へ連れて行ったときには、「出生体重は何グラム?」「何週で生まれた?」「黄疸はどうだった?」と聞かれて、何も答えられなかったんですね。病院の人からしてみたら「なんでパパがきたの?」みたいな感じですよね(笑)だから次から母子手帳を持っていくようになりましたし、いろいろ答えられるようになりました」 と小崎先生は振り返ります。 家事育児の経験はパパ自身の人生が豊かになるパパが家事育児の経験を積むことで、「パパ自身の人生が豊かになる」といいます。 「パパが育児を通して生活に興味関心を抱くようになると、生活スキルが上がって、結果的にはパパ自身のQOLが上がります。人生が豊かになります。例えば洗濯物のタオル一つにしても、シワを伸ばしてきれいに干すことができれば、使い心地のいい仕上がりになる、といった具合です。こうして自分の人生がより豊かなものになるんです」 パパの家事育児での活躍は、ママの人生にもプラスの影響を与えてくれそうです。 「ママは常に健康で、いつも100%の力を育児で発揮できるとは限りません。体調を崩すこともあるでしょうし、出張が入ることだってあるでしょう。そんな時、『ママしかできない』家事育児がたくさんあると、家族は困り果ててしまいます。反対に、パパがミルクや食事を作れる、寝かしつけができるとなると、ママも安心して出張できますし、ママの可動域も広がります。育児の初期段階でパパを巻き込んで、一緒に親として成長してけるといいですね」(小崎先生) 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘 著者:ライター 大楽眞衣子
2022年08月29日洗濯掃除、食器洗いに子どもの世話――。これらは「家事」という言葉で一括りにされがちですが、わたしたちの日常は、雑多な「名もなき家事」であふれています。“妻に任せきり”というケースも多く、夫婦げんかの火種になることも。男性の家事参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に、「名もなき家事」について解説していただきました。 ”ママがやって当然”に異議あり!話題の「名もなき家事」とは!? 食器洗い、トイレ掃除、洗濯などの家事に名前はありますが、このほかにも、名前のない細々した家事が日常にはたくさんあります。これらは負担が女性に偏ることが多いのも特徴のようです。 「当たり前すぎる家事全部、それら全ての存在に気付いて命名したのが“名もなき家事”と呼ばれる家事です」と男性の家事参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生は話します。 例えば「ゴミ出し」。ゴミ出しは「ゴミを収集所に出すこと」だけだと思われがちですが、「ゴミを分別する」「ゴミをまとめる」「新しいゴミ袋を掛ける」「ゴミ箱をきれいにする」「自治体指定のゴミ袋を買う」「ゴミ袋の在庫を把握する」など、名もなき家事がたくさん集まって「ゴミ出し」という家事が成り立ちます。 ほかにも次のような事例があります。・トイレットペーパーを取り換える・洗剤やシャンプー類を詰め替える・日用品の在庫を把握する・風呂回りのカビを取る・毎日の献立を考える・シーツ・カバー類を交換する・植物や動物の世話をする・食卓を片付ける・衣替えをする・洗濯物の裏表をなおす・育児グッズのリサーチ・予防接種スケジュールの確認、予約 など、料理関連、掃除関連、洗濯関連など家事にまつわるものもあれば、育児関連もあるなど、暮らしのすべてに関わります。リストにすると1つの家事だけで100以上あると言われています。こんな思い込みパパ、いませんか?名もなき家事のリストは、各自治体や団体などが作成しており、インターネットでもダウンロードすることができます。「自分は家事はよくやっているほうだ」と思い込んでいるパパも、100以上ある名もなき家事のリストを見ると腰を抜かすかもしれません。「やっているつもり」で、実際はほんの一部を手伝っているだけのことも。次の事例に心当たりがある人も、いるのではないでしょうか。 ・洗濯はするけど洗剤の詰め替えはしない・買い物はするけど日用品の在庫は把握していない・食事は作るけど献立は考えない・布団は干すけどシーツは取り替えたことがない・ゴミは出すけどゴミ袋をセットしない、ゴミの日を把握していない 『令和元年度大阪市男女共同参画に関する市民意識調査』で家事・育児に費やす時間を男女で比較したところ、家事は1日あたり3時間以上費やす女性が約40%であるのに対し、男性はわずか6%。育児は1日あたり3時間以上費やす女性が約45%であるのに対し、男性は約2%と大きな差が浮き彫りになりました。この差は“名もなき家事”に費やす時間の差ともいえそうです。 参考:家事・育児シェアチェックシート(大阪市市民局ダイバーシテイ推進室雇用女性活躍推進課) 「名もなき家事」がママのストレスの原因に!? 毎日複数の家事・育児を同時進行でこなしているママからすると、パパの不完全な家事がストレスの原因になることもあります。「洗い物だけして生ゴミを片付けない」「洗濯物はしわを伸ばしてから干さない」「浴槽は洗うけど床のカビを見落としている」など、パパたちは不完全な家事をする傾向にあるようです。なぜでしょうか。小崎先生に伺いました。 「細かい家事はママがするのが当たり前、という考えが前提になり過ぎていて、自分には関係ないこと、もっと言うと、名もなき家事なんて、世の中に存在しないことと思っているパパが多いんです。主体的に家事・育児をやらない人や興味のない人は、”わざと知らないふりをする“というより、”本当に気付いていない“という場合が多いんです」と小崎先生は指摘します。 一方、パパだけの責任とはいえない事情もあるようです。 「ママにも一部責任はあるんです。ママ自身も自分の仕事だと思い込んでやっていることが多い。そうすると、いちいちパパに言わないし頼まない。それではパパには大変さは伝わらないものなんです」(小崎先生) ママのストレスを減らす秘策は「家事に名前を付けること」ではママのストレスを少しでも減らすためには、どんな対策があるでしょうか。小崎先生は「名もなき家事を見える化することが大事」とアドバイスします。 「家事に名前を付けることです。『名もなき』ではなく、『名ありの家事』にするんです。それをリストアップして言語化する。そうすることで、相手に伝わりやすくなります。パパも家事育児の経験値を上げて、失敗するチャンスをもらうことで成長するんです。家事・育児のリストを作って情報を共有すると、ママの負担も少し減るのではないでしょうか」 リスト化すると、「あれ?自分は何もできていなかった?」「その場しのぎ的な家事をやっていた?」「ゴミの指定袋を買ったことがない!」などの気付きにつながります。反対にママもパパがやってくれていた「名もなき家事」に気づくことも。 「家の修理、電球の取り替えなんかも立派な家事です。パパが活躍してきたことにも気づくでしょう」(小崎先生) 見える化したあとは家事分担を考える時、「半分ずつやろう」と考えがちですが、小崎先生はそこに待ったをかけます。 「全部半々にすればいい、というわけではありません。お互いの得手不得手はあります。大事なのはお互いが納得して決めることです。『料理は好きだけど片付けは苦手』という人もいるでしょう。『月水金と火木土』と曜日で分けると、仕事との両立がしんどくなってくることもあるでしょう。家事の情報を共有し、自分たちなりスタイルで、家族のカタチを築いていけるといいですね」(小崎先生) 「相手に説明するのが面倒くさいから」「自分でやった方が早く済むから」とママ1人でこなしてきた、たくさんの「名もなき家事」。家事のシェアは、情報のシェアから始めることが大事なのかもしれませんね。 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年08月28日猛暑日が続くと日々の家事をこなすのも大変で、ついつい後回しにしたくなりますよね。そこで今回は、より短時間で効率的に料理や掃除ができるよう、暑い日の家事を手助けする時短テクニックをご紹介します。また、夏にこそ取り組んでおきたい家事もあわせてお伝えするので、ぜひ実践してみてください。1.レンジ加熱で時短調理夏場はコンロの前に立つと汗だくになってしまい、料理が億劫に感じてしまうこともありますね。調理時間を少しでも短く済ませるには、電子レンジを上手に活用してみましょう。例えば、ジャガイモや人参などの根菜類は、調理する前にレンジで加熱しておくのがおすすめ。火にかける時間を短縮でき、省エネにも繋がります。筆者宅では、火を使わずにナムルやあえ物などの副菜をつくるために、シリコン製のレンジ調理器を毎日のように活用しています。レンジ加熱のコツは、以下の3つ。・食材の厚みが均一になるように切る・火が通りにくい食材は上に置く・途中で食材を混ぜるレンジ加熱で失敗しがちなのが、食材の加熱ムラができること。電子レンジは上から加熱されるので、火が通りにくい肉や根菜類は他の食材の上に置きましょう。途中で食材を上下ひっくり返したり、中身を混ぜてから再度温めたりすると、全体を均一に加熱しやすくなりますよ。加熱ムラがどうしても改善しない場合は、庫内の汚れが原因かもしれません。濡らした布巾をレンジで3分ほど加熱し、庫内が蒸気で温まったら、マイクロファイバークロスなどで汚れを拭き取りましょう。手軽にできる掃除方法ですが、これだけでもさっぱりきれいになりますよ。2.床の上のものを減らして、掃除時間を短縮暑い中、お部屋の隅々まで掃除機をかけるのは、とても大変ですよね。ロボット掃除機やコードレス掃除機、フロアモップなどを使って効率よく床掃除するには、床に直置きしているものを極力減らすことが大切です。ついつい直置きしがちな本、雑誌、カバンやおもちゃなど、動線の妨げになっているものはありませんか?お部屋の写真を撮ってみて、一度客観的に観察してみることもおすすめです。筆者宅では、扇風機の底にダイソーのキャスターを付けて、片手でもすぐに移動できるようにしました。またテレビの配線コードは、壁に張って剥がせる粘着テープでくっつけて、床につかないように浮かせています。直置きしている家電にはキャスターを付けて移動をラクにしたり、コードや配線はできるだけ浮かせたりすると、掃除動線の邪魔になりません。環境を改めて見直し最短の行動を取れるようになれば、掃除もより短時間で行えますよ。3.夏だからこそラクにできるおすすめ家事暑い時期だからこそ、面倒な掃除や家事が短時間にできることもあります!ソファカバー、カーテンなど大物の洗濯物は、夏の日差しを利用すればあっという間にカラッと乾かせます。カーテンは、フックが付いたままネットに入れて洗って、カーテンレールに戻し吊るしながら乾かせばOK。キッチン周りの頑固な油汚れ落としも、冬場の水が冷たい時期より、暑い時期にやるほうが最適です。気温が高くて汚れがゆるまる時期に掃除をすることで、余計な洗剤や手間がかかりませんし、年末の大掃除もちょっぴりラクになりますよ。猛暑日が続くと、暑くて家事のやる気がなくなってしまいがち。しかし家事の取り組み方を改めて見直すことで、少しずつ時短にできるポイントを増やすことができます。上手に手を抜いたり、ときには手間をかけたり。季節に合わせて無理のない家事計画が進められるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2022年07月18日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。家事や育児に大変な毎日…育児に関してはだいぶ落ち着いたものの、なんだか毎日忙しい…それは名もなき家事がかーちゃんの貴重な時間を奪っているに違いない!家事と一言で言っても、細かく分けると結構な量になりますよね。それは実際にやらないとわからないもの…たとえば一言で「料理」と言っても…たとえば料理。料理をする上で必要なことは結構時間がかかるし、大変な上に次の日も同じことを繰り返さないといけませんよね…今回はそんな名もなき家事特集! 主婦の叫びを誰か聞いて~!! 名もなき家事リストまずは買い物! 食材の買い出しは必須ですよね! 我が家は4人家族なので大量に必要&すぐなくなる!なので1日使ってスーパーをはしごします。なるべく食費は安く済ませたいので車でスーパーを回りますが、時間がかなり潰れてしまいます…そしてトイレットペーパーなどの日用品もすぐなくなるのでドラッグストアも必須! ようやく買い物を済ませ達成感を感じている夜に…「かーちゃん! 明日軍手必要!」と再び買い物に行くのもあるあるですね…(泣)買い物に関してはネットスーパーを程よく活用しながらなんとか乗り切っています。続いては掃除! 掃除と言ってもこれまた色々ありますが…今回はリビングの掃除のお話。まず毎日のルーティーンは子どもたちの抜け殻の回収!朝はパジャマを脱ぎ散らかして登校…帰宅したら靴下をその辺にポイ!洗濯機に入れなさ~い! と言っても無意識にやってしまうモンキーズ…そしてテーブルの下はなぜこんなに! とびっくりするほどたくさんの食べかすやティッシュ…気づいた時にフローリングワイパーでゴミをかき集めるかーちゃんです。その他にも…まだまだあげればキリがない名もなき家事の数々。やりたくない…けどやらないとあっという間に汚部屋と化しそれもまたストレス…!!名もなき家事と戦う皆さん…お疲れ様です(涙)皆さんの嫌いな家事もぜひ教えてくださいね〜!
2022年07月09日シンクに溜まった食器と調理器具にうんざり家族との食事が終わった後、シンクの中の汚れた食器やフライパン、まな板などの調理器具を見るだけで疲れてしまうということはないでしょうか?特に、たくさんの食器や調理器具を使った日は、食器洗いへのハードルがグンと上がります。「ゆっくり座っていたいな…」「早く時間が欲しい…」できれば洗い物は1つでも少ない方がラクですよね。今回は、そんなお悩みの味方になってくれる素敵なアイテムをご紹介いたします。洗い物を減らす、ラクにする救世主まな板になるお皿 CHOPLATE/チョップレート17.4cm(小2枚組)そんな時におすすめなのが、まな板になるお皿CHOPLATEです。まな板→即プレートでそのまま使いもOK朝食のトーストをカットしたり、フルーツをカットした後はそのままプレートとしてそのまま使用できます。兼用使いができれば、余分な洗い物が増えることもなく、とても便利です。その他のメリットストレスフリーな軽さこのプレートは、軽量で高い硬度の特殊樹脂SPS材でできています。しっかりした見た目とは異なり、とても軽いので使う上でとてもラクです。実際に測ってみたところ118gでした!バナナ1本が約200gだそうなので、それよりも軽く、持っていても疲れないプレートです。「切るの忘れてた&ちょっと切りたい」に最適食事を並べた後「ねぎを切るのを忘れた!」「レモンを切ってなかった!」という時にも最適。今日は手抜き料理と決めた、まな板を使うまでもない日にコンパクトに使うのもおすすめです。肉や魚を切った後に、野菜を切りたくなっても安心。食材映えする温めるだけのミニピザ、チンするだけのからあげなど、手を抜きたい時に助かるチルドや冷凍食品、その他、お惣菜のおかずでも置くだけで映えるプレート。マットな質感がとてもきれいで、画像のブラックのほか、グレー色もあります。収納にも困らない割れない素材なので、扱いもとてもラク。厚みも少なく、シンプルな形状なので重ねる収納はもちろん、立て収納にもぴったりです。あと一役のトレイ使いまな板、プレートの他、小さなカフェトレイとしても使えます。お子さんのおやつの時間などにもあると便利です。おしゃれに家事をラクにしよう!忙しい主婦を助ける、まな板になるお皿 CHOPLATE/チョップレートをご紹介しました。洗い物が多いな、まな板を使うのが面倒だな、などいつもの家事にストレスを感じたら是非、チェックしてみてください。
2022年06月26日家族と心地よく暮らす♪この記事では整理収納コンサルタントが、頑張らない収納やラク家事をご紹介します。おすすめの収納アイテムや便利な生活雑貨など、役に立つ情報が盛りだくさんです!今回は「お金・時間・家事が節約できたコツ&おすすめの商品」をご紹介します。お金・時間・家事が節約できたコツ&おすすめの商品8年前に「やめた家事」instagram(@takimoto_manami)今回は、私が8年前にやめた家事とお金・時間・家事が節約できたコツ、最近購入したおすすめ商品をご紹介します。買い出しの時間と労力を節約instagram(@takimoto_manami)日用品の買い出しを8年前にやめました。ストック食品も日用品もネット購入しています。月1回ポチッとするだけなので、便利でやめられません♪ムダなくお得に賢くお買い物♪instagram(@takimoto_manami)私は楽天市場を活用しているので、ポイントアップのタイミング+クーポン割引でお買い物をしています。「買う→ポイントが溜まる→次の足し」を繰り返しています。「足りない」「同じもの買っちゃった!」のうっかりミスもなくなり、余計なものを買う危険性も完全予防!お金も時間も家事も節約できています◎おすすめの商品instagram(@takimoto_manami)現在はストック食材をはじめ、日用品も全てネットで調達しています。今回は、最近購入した中から「繰り返し洗って使えるキッチンシート」をご紹介!とっても便利な商品なんです♪量も使い勝手もよりよいものを◎instagram(@takimoto_manami)左の一般的なキッチンペーパーと比べると一回りも大きくてお得♪生地もすごくしっかりしていて、濡れても引っ張ってもびくともしません。布巾の洗濯&漂白の手間もナシ!instagram(@takimoto_manami)かなり丈夫なので、1日1枚使用でOK。布巾の選択や漂白作業からも解放されました♪無駄なくお得に暮らそう◎instagram(@takimoto_manami)吊るしておけるのも便利ですよ◎洗って使えるペーパータオルは「楽天24」で購入したので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
2022年04月01日皆様はこだわっている家事ってありますか??毎日のルーティーンである家事。正直苦手なんですが、なぜか洗濯の干し方にだけはこだわりがありまして… 多分、乾いて畳むときにカテゴリ分けされてる方が畳みやすいからだと思うのですが、長年干すときはいつもそれぞれの種類ごとにまとめています。たまに夫が干してくれるのですが、夫は特にそういうこだわりがないので、いつもドギマギしちゃいます。(子どものお手伝いと一緒で、つい口を出したくなっちゃうのですが、善意でやってくれているので口出しせずありがたく見守っています) お茶に関しては、長年ずっと季節に関係なく煮出していたんですが、今は水出しに変更。朝、子ども達のお茶を用意するのに慌てなくて済むようになったし、かなりの時短になりました。お米に関しても長年の土鍋ご飯を一旦やめて、炊飯器を購入。子ども達もお手伝いできるようになり、時短だけでなく子どものスキルアップにもなりました。 今までやってきた家事のやり方を変えるのって、私にとっては結構勇気のいることでもありました。でも、変えてみると意外にも以前よりいい結果になったりすることが多く、上の子達も大きくなってきたので、私が全部やってしまうのではなく、子ども達にも少しずつ任せるようにしてスキルを磨いていってほしいと思います。
2022年03月09日■前回のあらすじ夫同様、妻から小姑のように指摘されることに辟易していた友人。ある一言が妻の逆鱗に触れ、大爆発を起こされた経験を語ります。■無休・無給なのに果てしない家事■やってもらう方は気づかない与えられている方は、それが当たり前になって感謝するどころか気づかない。妻からの指摘を通して、友人は大切なことに気づいたようです。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年03月03日