赤ちゃんと夏休み「家族でリゾートへ行こう!」成功のカギは「早め準備カレンダー」

目次

・0歳でも一人前「パスポート取得」意外に面倒な理由は?
・旅の成功を後押しする「現地の予習」と「健康管理」
・洗いやすくなくさない「子どもの衣類は○○でパッキング」
・「あえて直前準備」をしたほうがいいのは?
赤ちゃんと夏休み「家族でリゾートへ行こう!」成功のカギは「早め準備カレンダー」

ⓒcandy1812-stock.adobe.com


全国的に梅雨入り真っただ中ですが、夏休みのことを考えたら、もう気分はすっかり常夏! になっているママも多いのでは? 子どももパパママもしっかりバカンスを満喫するために、早めに夏休みの計画を立てたいものですね。

今夏こそ子連れリゾート旅デビューがしたい! そんなママたちが、今の時期にやるべきは旅の準備。「備えあれば憂いなし!」ということで、入念に準備して旅行を思いっきり楽しみましょう。


そこで、お話をうかがったのが、最近、『海外旅行子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』を発刊したばかりの『地球の歩き方』編集部で働くママ編集部員、福井さんと日隈さん。赤ちゃん連れで国内外リゾートを旅した経験をもとに提案してくれたのが、出発日から逆算した「子連れリゾート準備カレンダー」です。

そのカレンダーにそって、「いつからいつまでに何をすればいいのか?」といった準備スケジュールやコツ、お役立ち情報、奥の手などを教えてもらいました。

教えてくれた『地球の歩き方編集部』ママ編集部員は…

赤ちゃんと夏休み「家族でリゾートへ行こう!」成功のカギは「早め準備カレンダー」日隈理絵さん(35歳)/『海外旅行子連れ旅
★パーフェクトガイド!2019』、『MOOKホノルルの歩き方』、『MOOKソウルの歩き方』、『子連れで沖縄』など担当

11歳の男の子、6歳の女の子のママ。海外渡航回数は40回以上で、子連れではハワイ、台湾、ソウル、シンガポール、バリ島、オーストラリア、モルディブ、UAE、香港、マカオ、インド、トルコ、アメリカ合衆国へ渡航経験あり。



赤ちゃんと夏休み「家族でリゾートへ行こう!」成功のカギは「早め準備カレンダー」福井由香里さん(39歳)/『arucoソウル』、『arucoシンガポール』、『arucoドイツ』など担当

8歳の女の子のママ。海外渡航回数は30回以上で、子連れでは台湾、シンガポール、ハワイ、ベトナム、バリ島、ソウル、イタリアへ渡航経験あり。



■0歳でも一人前「パスポート取得」意外に面倒な理由は?

赤ちゃんと夏休み「家族でリゾートへ行こう!」成功のカギは「早め準備カレンダー」

ⓒNOBU-stock.adobe.com


――赤ちゃん連れリゾート旅の場合、予約完了から出発日までどんな準備が必要でしょうか?

日隈さん:下記の「準備カレンダー」を目安にしてみてください。

<子連れリゾート準備カレンダー>

2〜3カ月前:パスポート取得(海外リゾートの場合)※0歳児でもパスポートは必要!

1カ月前:旅先の概要を予習

2〜3週間前:大まかなスケジュールを決める

10日前:かかりつけの小児科へ/旅行グッズの買い出し

1週間前:カバンの用意&パッキング開始(前日パッキングは危険!)

3〜5日前空港や目的地までの交通手段をチェック


日隈さん:特に海外へ行かれる方は、0歳児からパスポートが必要なので早めに準備をしましょう。申請や受領には下記が必要です。戸籍抄(謄)本は、本籍地の役所からの取り寄せとなるので早めに用意しましょう。

申請は、パパママなどが代理で行えますが、受領時には本人確認が必要。いくら赤ちゃんでも、本人を窓口に連れ行く必要があるのでご注意を!

<パスポート申請・受領>

【申請に必要なもの】一般旅券発給書1枚、戸籍抄(謄)本1通、住民票1通、写真1枚、身元を確認するための書類 

【受領に必要なもの】申請時に渡された受理票(受領証)、手数料(12歳未満:5年用6000円/12歳以上:5年用1万1000円、10年用1万6000円)


福井さん:赤ちゃんのパスポート取得の場合、写真はどうすればいいの? という話をよく聞きます。
頭や腰が座っている赤ちゃんなら、自宅の何もない淡い色の壁をバックにべビーチェアに座らせて撮影するといいでしょう。まだ座れない赤ちゃんは、淡い色のシーツに寝かせて真上から撮影する方法もあります。

でも、出発までに時間がない場合や撮影に自信のない方は、写真店でパスポート用に撮影してもらうのが確実。申請用写真には、細かなサイズ規定があり、顔に影があると撮り直しとなることがあるので注意してください。

■旅の成功を後押しする「現地の予習」と「健康管理」

赤ちゃんと夏休み「家族でリゾートへ行こう!」成功のカギは「早め準備カレンダー」
――1カ月前に「旅先の概要を予習」とありますが、コツなどありますか?

日隈さん:ガイドブックを見ながら予定を立てるのはもちろんですが、ベストシーズンがわかるウエブサイト「ドリフト」で気候をチェックしたり、地図アプリの「Google Maps」に行きたい場所をマーキングしたり(★印など複数のマークをつけられる)、日本人のブログを検索して体験談を確認したり、インスタグラムで「#沖縄のおいしい店」「#ハワイの絶景」などタグ検索したり、今はガイドブックをベースにウエブを併用して情報収集するのがおすすめです。

――2〜3週間前に「大まかなスケジュールを考える」とありますが、プランニングのコツはありますか?

福井さん:赤ちゃん連れの場合は、午前中に1カ所、午後に1カ所、外食は1回くらいという旅程を考えます。赤ちゃん連れだからというのもありますが、たくさん移動する旅程だと親も体力的にもたず計画だおれになることも…。リゾートですし、親子でゆったりプランを考えましょう。


――10日前に「かかりつけの小児科へ」とありますが、具体的には?

福井さん:子どもの体調で気がかりなことがあれば、旅行前に小児科で診てもらうと安心です。具体的な症状がなくても、旅行を見すえて解熱剤、痛み止め、保湿剤などの常備薬を多めに処方してもらうのも手。

「病院に連れて行って、別の病気に感染してしまうほうが怖い」というママもいるでしょう。診察してもらうかどうかは、赤ちゃんの様子と相談しながら判断してください。小児用市販薬が飲める月齢になっていたら、お守り代わりに持参すると安心ですね。

日隈さん:見落としがちなのが、赤ちゃんの皮膚トラブル。国内なら日焼け、海外なら夏場でも乾燥に備えたいもの。日焼け後のクールダウンや急な発熱用に冷却シートは必携ですね。
イオン飲料の粉末を持参するのも◎。

乾燥対策にはクリーム状の保湿剤と皮膚トラブル用の軟膏などを持参しましょう。市販薬を購入する時は、必ず対象月齢・年齢を確認して、子どもに合ったものを使ってください。

絆創膏は、海外の場合はあえて現地調達にして、かわいいキャラものを購入してはいかがでしょうか。ママ友へのプチみやげにも喜ばれます。旅行の1週間前から、家族全員体調をととのえ、慎重に過ごすことが重要です。


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