「ディアウォール」で賃貸でもおしゃれな壁面収納が簡単に! DIY実例&作り方を徹底解説
■DIY実例で見るディアウォールを使った棚の作り方
では、さっそくディアウォールを使って便利な収納棚にトライしてみましょう。まずは基本の棚の作り方を覚え、慣れてきたら自由な発想でおしゃれなアレンジを楽しんでみるといいですよ。
▼ディアウォールの設置に必要な道具
まずは設置するのに必要な道具をそろえましょう。
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・ディアウォール 2セット(2コ入り×2セット=4コ)
・ディアウォール専用棚受け 3セット(2コ入り×3セット=6コ)
・柱用の2×4材(設置する場所の高さー45ミリの長さ) 2本
・棚板用2×4材(お好みの長さ) 3本
・ドライバー(または電動ドライバー)、メジャー
▼ディアウォールの作り方
1.高さを測る
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棚を設置する場所の天井の高さを測り、必要な木材の長さを計算します。2×4の木材は、設置する場所の高さより45ミリ短くカットした木材を用意します。45ミリ短くするのはディアウォールのパッドをつける分を考えておくためです。
このとき、作りたい棚の横幅も決めておきましょう。そのうえで、必要な木材を用意します。
2.柱を作る
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ディアウォールを使用して柱用の2×4材を2本設置します。このとき棚板の長さの分だけ離します。
ディアウォール自体の取りつけ方は、本体を木材の先端にかぶせてから、バネのある上パッドが天井側になるように設置します。このとき、上パッドを天井隅方向に押し付け、本体のバネを縮めながら、木材の床側を壁に向かってずらします。柱を真っすぐに立つよう調整し、完成です。
設置後、ぐらつきが大きい場合は、付属のスペーサーを下パッド内に挿入し、バネの力を調整するといいそうですよ。
3.棚をつける
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柱用に立てた2本の木材に、ディアウォール専用棚受けを付属のねじで留めつけます。まずは「支柱面」と書かれたほうを留め付けましょう。
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そのあと棚板を棚受けの上にのせたら、棚板の下を付属のねじで留めつけます。
4.設置する
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これで完成です!
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場所が確保できるのであれば、先に棚を完成させた状態で設置しても問題ないようなので、設置する場所やスペースに応じて対応でき点も便利です。
▼テレビ周りはテレビの横幅に合わせて飾る
基本の棚の作り方を覚えたら、いろいろアレンジしてみると楽しいでしょう。
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テレビを設置する場合は、先ほど紹介したように、テレビボードとテレビの横幅に合わせ、テレビがおさまるように柱を2本設置し、その幅に合わせて棚板を作りましょう。
テレビ上の棚は2段、あるいは3段などお好みでアレンジしてみてくださいね。
できあがりを見ると、まるでこのテレビに合わせて手に入れた収納ボードのように見えるほどしっくりマッチしていますね。
▼限られたスペースを有効活用して本棚や洗面台収納も!
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また、壁一面を使うだけでなく、空いているスペースを有効活用できるのも、ディアウォールのよさです。
たとえば、キッチンのカウンター下の限られたスペースを生かして、飾り棚や本棚を設置してみたり、洗面台などでカラーボックスの上の部分を利用して、タオルの収納棚にしてみるなどもいいでしょう。
なお、本棚やタオル収納の際には、横に本やタオルなどを押さえるアイアンバーのような丸い棒を1本追加してもいいでしょう。
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こちらの写真の例のように、たしかに、こうしたバーがあれば落ちる可能性はぐっと下がるのでおすすめです。