連載記事:お料理あるある相談室
子どもが「食」に無関心…、もっと興味を持たせるには?【お料理あるある相談室 Vol.5】
■子どもは好奇心のかたまり! まずは楽しんでもらう
カラフルな色彩が目を惹く「やさいだいすキッズ」と「季節の風物詩カード」には、子どもが「食」に興味を持ってくれる仕掛けがたくさんあるのだそう。
子どもの“シール大好き”精神を活用した「やさいだいすキッズ」
「これは子どもたちの
『シール貼り』大好き精神を活かしています! カードに描かれた食材が食べられたら好きなシールを貼ってください。1つの食材につき1回ではなく、
3回シールを貼るところがミソです」(武田さん)
© Little Chef Cooking やさいだいすキッズ
3回やれば、達成感と自信につながる
「初めて食べるとき、その味に慣れていないから苦手と思うことが多々あります。だから3回食べることをその食材のゴールにして少しでもその食材に慣れてほしいと思っています。
全部シールを貼り終わった後は、
達成感が得られ、食べられた!というのが
自信につながり
『やさいだいすキッズ』になります。」
(武田さん)
季節を体感し、知識も習得! 「秋の風物詩」カード
「食育には
図鑑がよいと一般的に言われていますが、重たいので持ち歩きには不向きです。
季節を体感し、知識も同時に習得してほしい、そんな願いを1枚のカードに盛り込んだのが『秋の風物詩カード』です」(武田さん)
© Little Chef Cooking 秋の風物詩カード
好奇心と探求心で、自然と知識をインプット!
「このカードを持ち歩いて『あっ、どんぐりあった』『柿見つけた』『お月見の飾りもあったー』と、日常が新しい発見の連続であることに気づきます。絵の中のものと日常の世界が結びつき、子どもの世界がどんどん広がり、
好奇心や
探究心が養われます。子どもが
楽しみながら知識をインプットできるカードです」(武田さん)
子どもの好奇心を刺激し、広げていくことで、自然に食への興味が出てくるのだそう。このカードは、コラム最終ページでダウンロードできるので、ぜひ試してみてください。
次のページでは、きのこが苦手な子どもたちにも人気の秋レシピを教えていただきました!