連載記事:昔ながらが”今”楽しい!レトロアートレシピ
草木染めを野菜で作ろう! 身近な材料で子どもと楽しむ方法【昔ながらが”今”楽しい!レトロアートレシピ Vol.17】
■染液を作ろう
玉ねぎの皮を軽く洗って鍋に入れ、ひたひたになるくらい水を入れたら、沸騰させないようにじっくり30分煮ます。
こんな感じで、お湯が深いアメ色に!
色が出たらキッチンペーパーを敷いたざるに流し込み、こして再び鍋に戻します。
これで染液のできあがり。
ちなみにカツオだしのように、たまねぎの皮も1番だし2番だしをとることができます。
一度煮た皮を再び同じ要領で煮出せば、2番液のできあがり。
微妙に違う色に仕上がるのでそれぞれ染めたり、液が足りなければ2つを合わせてもOK。
■染液で布を煮よう
しばった布を水でぬらして軽くしぼり、お鍋の染液に入れ、20分煮込みます。
同時進行で、焼ミョウバンをとかすためのお湯を用意しておきます。
■ミョウバン液につけよう
布を煮ている間に、焼ミョウバン2gを1Lのぬるま湯で溶かして、ミョウバン液(媒染液)をつくっておきます。
染めた後に媒染液につけることで、色が定着します。
煮終わった布を水で洗って軽くしぼったら、ミョウバン液に20分つけます。
まんべんなく液が行きわたるように、時々液の中でゆすりましょう。
■水で洗おう
ミョウバン液につけ終わったら水洗いします。
ここで色が薄ければ、再び「染液で煮る」→「水で洗う」→「ミョウバン液につける」→「水で洗う」をくり返しましょう。
今回は、1度できれいに染まりました。
輪ゴムを外すと、パッと模様が浮かびあがりました!