連載記事:ココロで読み解く「ママのお悩み相談室」
【新連載】断られるのが怖い…友だちと遊びたいのに誘えない小5の娘【ココロで読み解く「ママのお悩み相談室」 第1回】
■誘うのも断られるのも「慣れ」質より数が重要
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お母さんは「今からでも誘ってくれるような友だちはできるのでしょうか」と書かれていますが、確かに新たな環境でお友だちを作ろうと思ったら、ただ誘われるのを待つだけでは難しいかもしれません。
お母さんから娘さんに次のような言葉をかけてみてください。
「断られることに意味なんてない。たまたまほかの子と遊ぶ約束があったのか、遊ぶ気分じゃなかったくらいのことで、あなたに何か問題があるからとは考えなくていい」
「断られることなんて怖くないよ、断られてもいいんだよ」
お母さんからそう言われたら、「じゃあ、誘ってみようかな」と娘さんも思うかもしれません。そうやって、どんどん「誘い慣れ」「断られ慣れ」の経験をさせてあげましょう。
いきなりクラスのお友だちはハードルが高そうなら、習い事や近所の公園などで会うような「たとえ断られても毎日顔を合わせるわけではないので気まずさを感じにくい」子から誘う練習をしてみてもいいでしょう。
たくさん誘っていれば、その中の何人かとは実際に遊べるでしょうし、自分が断るのも断られるのもたいしたことではないと実感していけるようになると思います。
■女子の場合「友だち関係も友情もコロコロ変わるもの」
今はまだ、新しい学年が始まったばかりです。現在できているグループは、教室で席が近いとか、帰る方向が一緒とか、とりあえず最初に話をするきっかけがあったくらいの理由で固まっていることがほとんどと思います。
夏休みをへて2学期になると、お互いのことがだんだんわかってきて、女子のグループ編成も変わっていくでしょう。今、気軽に誘える友だちがいないとしても、あまり心配しなくても大丈夫。
習い事を始める、キャンプへ出かける、夏休みの行事に参加するなど、学校だけではなくいろいろな場面・コミュニティで、子ども同士が話をしやすい場を設けてみましょう。お母さんは娘さんを見守ってあげるだけでいいのです。
いかがでしたか?
今回は、記事に寄せられたお悩みにお答えしましたが「ちょっと話を聞いてほしい」という感じでまったく関係のないお悩みでも結構です。
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