冬の“困りごと”のひとつが「結露」。暖房や加湿器を使っている部屋の窓はとくにびしょぬれ…。ほおっておくとカビの原因になるし、毎朝拭くのは面倒だし…。「みんな、どうしているの?」と気になりますよね。
そこで、人気ブロガーやインスタグラマーさんたちの結露対策に注目してみました。みなさんおすすめの
結露対策とともに、結露に役立つアイテムも併せてご紹介します。
■1週間に一度でOK! 身近な台所用洗剤で結露が止まる裏ワザ
拭いても拭いても出てくる結露。「できることなら、少しでも結露を防げる方法はないかな?」と思っている方は多いでしょう。
そんな方に、これはおすすめ!という方法を教えてくれるのは、人気ブロガーでライフオーガナイザーの
宇高有香さん。
以前はスキージー(ゴムやプレスチック性のヘラ)を使って水分を拭き取っていたそうですが、たまたま見たテレビ番組で、「身近なもので結露が防げる」という方法が紹介されていたので、さっそく実践してみたそうです。
エキサイトブロガー 宇高さんブログ「結露対策に!【窓掃除】」より
その方法とは、「
食器洗い洗剤を水に入れてから窓を拭くこと」と宇高さん。水1リットルに対し、50ミリ~100ミリぐらいの中性の食器洗剤を入れて、窓を拭くといいといいます。
まずは乾いたタオルで水滴や汚れをしっかり拭きとってから、水と洗剤を入れた水分にタオルを浸し、泡立てるようにしてから水分を絞るそう。そのタオルでしっかりと窓を拭いていきます。
エキサイトブロガー 宇高さんブログ「結露対策に!【窓掃除】」より
「拭いているとこのように泡がつくのですが、
界面活性剤であるこの泡が、結露を起こしにくくし、水分をはじいて乾きやすくするそうです」と宇高さん。
エキサイトブロガー 宇高さんブログ「結露対策に!【窓掃除】」より
アルミ製の窓枠もしっかり拭きます。
天気がいい日だと右側の窓を拭いている時点で、すでに拭いた左側の窓の泡は見えなくなるとか。家じゅうの窓を拭き終るのに15分ぐらいはかかったそうですが、毎日スキージーで拭き取るよりかは時短だといいます。
エキサイトブロガー 宇高さんブログ「結露対策に!【窓掃除】」より
「完全な結露防止とはいきませんが、わが家はこの方法でかなり結露が減りました! 効力として5日くらいは持つらしいのですが、わが家では5日に一度はハードルが高いので、1週間に一度くらいのペースでこの方法を実施しています」といいます。
毎日拭いても出ていた結露が、一度拭けば「5日~1週間は大丈夫」というなら掃除がラクでうれしいですね!
この台所用洗剤で結露対策をしている方は多く、インスタグラムでも評判となっています。
インスタグラマーのrin_life22さんこと、
rinさんも台所用の洗剤で結露対策をしているおひとり。rinさんの場合は、水分を拭き取って、
アルコール除菌をした後、
中性洗剤の原液をつけて拭くそうです。
インスタグラマー rinさん(rin_life22さん)より
1週間後の様子もアップしていますが、1週間の間、毎日結露ゼロというわけではなかったそう。
インスタグラマー rinさん(rin_life22さん)より
「塗った翌日はまったく結露なし。それから徐々に薄っすらと結露するようになりました。1週間後、以前のように雫の様な結露ではなく、薄っすら膜を張るような結露です」とrinさん。
かなり改善されたようで「私は結露の状態が1週間もbeforeと比べてぜんぜん違うこと、拭き取るのも楽だったことから、続けてみたいと思いました」といいます。
また、こちらのインスタグラマーのnn.llll.nnさんこと、
haru⋆さんも台所用の中性洗剤で結露対策を実践していますが、濃度を変えたり、他の洗剤を使ってみたりといろいろ試してみたそう。
インスタグラマー haru⋆さん(nn.llll.nnさん)より
「結露、毎日拭き取るより、このほうが簡単でだったので今年もやりました!ただ効果は約1週間ぐらいです」といいます。
①結露をよく拭き取る。
②パストリーゼ等のエタノールで殺菌+カビ予防
③食器用洗剤等の界面活性剤の入っている中性洗剤で拭く。
*原液でも、水と食器用洗剤20:1ぐらいに薄めても効果は約1週間です。
インスタグラマー haru⋆さん(nn.llll.nnさん)より
基本的にはこのような流れで1週間に一度手入れしているそうです。ちなみに、カビ予防の殺菌スプレーを使う際に「洗って使えるパーパータオル」を利用していますが、このような何度も洗えるペーパータオルは結露ケアのときに便利そうです。
インスタグラマー haru⋆さん(nn.llll.nnさん)より
そして、中性洗剤を少し薄めてみたり、原液のままで試してみたほか、「キュキュット泡スプレーやウタマロクリーナーでもやってみましたが、結果は中性洗剤の原液のほうが効果が長く続きました」といいます。
haru⋆さんのように、台所用洗剤のほかにも、泡タイプの住居用洗剤を利用してい方もいますが、まずは身近にある台所洗剤でいろいろ試して、自分なりにその効果を比べてみるといいかもしれません。