2人目妊活「夫が消極的なのはどうして?」諦める前にできること



2人目妊活に消極的な夫、隠された本当の理由は?

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前出のかまって夫の場合は原因がとてもわかりやすいのですが、はっきりしない漠然とした不安から2人目は欲しくないと考えているケースもあります。

1人目の子どもはかわいがってくれるし、育児や家事も手伝ってくれる。でも、2人目に関しては消極的という場合は、その漠然とした夫の不安が何に基づくのかを探り出す必要があるでしょう。

自分の収入では将来かかる2人分の教育費が捻出できないかもしれない、父親としての自分に自信がなく子どもをきちんと育てられないかもしれない、もっと自由な時間が欲しい、体力や健康に不安があるなど、原因はいろいろ考えられます。

また、1人目の子どもが生まれてみたら、実はそんなに子どもが好きではなかった、かわいいと思えないという夫も中にはいます。

子どもそのものが嫌なのか、子どもを持つことが嫌なのか、それはなぜなのか。そういったことを突きつめて深く話し合う必要があるでしょう。そして、具体的にそれらの不安を取りさるための行動やアプローチをしてみます。


それでも不安が残るというのなら、さらにその先にある不安はなんだろうともっと話し合い、それが解決できることなのかできないことなのかを見極めて、どうするかを2人で考えていきます。

「子どもが好きではないと気づいた」という夫に「好きになれ」というのは無理な話です。ただ、子どもが嫌いになった原因は必ずありますから、子どもがどうして好きではないのか、どういったところが苦手なのかを聞いていきます。

例えば、子ども時代の思いや経験がそういう感情を生んでいることもあるでしょう。また、子どもが生まれたことで、自分の時間が奪われ、好きなことができなくなったのが原因ということもあるでしょう。

1人目が生まれたことで、妻を女性として見れなくなった、EDになったなど、言いづらい原因の場合もあります。

そういった夫の不安や不満を努力によって解決して2人目を望むのか、そこまでする必要はないと考えるのか、それは夫婦それぞれの考え方によって異なると思います。

妊娠のタイムリミットを夫に自覚させることも必要

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男性よりも、女性の方が子どもを持てる期間は短いといえます。


日本産科婦人科学会の「ART妊娠率・⽣産率・流産率 2016」によると、35歳を境に妊娠率が急速に低下しているのがわかります。そのため、1人目は自然妊娠できたのに2人目がなかなかできないということも少なくありません。

しかし、女性に対して男性は「妊娠のタイムリミット」に対する意識が低い傾向にあります。そのため、妻は「なるべく早く2人目を」と考えますが、夫は2人目をどうするかといった夫婦で話し合うべき問題を後回しにしがちです。

そのため、夫婦そろって「2人目が欲しいね」という気持ちにようやくなった時には、もう年齢的に難しいということも。「あの時、きちんと話し合っていれば」「2人目を欲しい気持ちを夫はどうしてわかってくれなかったのだろう」と恨んだり後悔しないためにも、納得するまで夫婦で話し合うことをおすすめします。

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