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誕生日やクリスマス、子どもの入園・入学など、節目節目のイベントで贈られる義母からのプレゼント。
嫁として孫として大切にしてもらっていると感じる一方で、好みではないもの・子どもの教育に良くないものなどは正直、ありがた迷惑と感じることもあるでしょう。
しかし、義母からのプレゼントなので、断るにも角が立つし、受け取っても処分に困りますよね。多くの夫は「受け取っておけばいいんだよ」と言うだけで解決に動いてはくれないでしょう。
しかし、好意による贈り物でもママにとってはストレス。ジワジワと苦しめられ、贈り物が届くたびにため息が出て、お礼の電話をかけるのもつらくなるのではないでしょうか。
そんな義母からの
「ありがた迷惑なプレゼント」は、どうすればいいのでしょうか?
義母からの「ありがた迷惑なプレゼント」2トップ
義母からのプレゼントで困るものといえば、大きく分けて次の2つのうちのどちらかに当てはまるのではないでしょうか。
・自分の育児に対する考えに合わないもの
・自分自身の好みとは違うもの
例えば、おしゃれな義母だと洋服を贈ってくることもあるでしょう。
「あなたに似合うと思って」と買ってくれた洋服でも、購入しているのはふだん義母が買い物をしているシニア向けのショップ。若いお嫁さんにとっては、色や素材、形が微妙だったりするでしょう。
自分へのプレゼントなら「ありがとうございます。でもこういう服は着る機会がなくて…」などと伝えることができますが、子育てや教育方針と合わないものは困りますよね。
例えば、「バレンタインデーに義母から子どもあてにチョコレートが送られてきたけれど、まだチョコは食べさせていないので困った」「クリスマスプレゼントがゲーム機。子どもにはまだ早いと思っていたから、事前に相談して欲しかった」といったママからの声も聞きます。
そういった義母からのありがた迷惑なプレゼントは、どうしたらいいのでしょうか。
困るプレゼントの断り方、処分の仕方
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お菓子といった食べ物は、消費期限のある「消え物」ですから、比較的ストレスが少ないのではないでしょうか。
子どもにまだ食べさせたくないものであれば、とりあえず義母にお礼は伝え「ごはんが食べられなくなるから、あとでいただこうね」とすぐに
子どもの目の届かないところに片付けましょう。その後、子どもが忘れた頃に親が代わりに食べたり、苦手なものなら人に譲ったり破棄したりすればいいと思います。
また、アレルギーが心配なものならお礼のあとにすぐ「実はアレルギーがありまして…」と伝えましょう。自分が不在のときに知らずに義母が与えてしまうこともありえますので、早めに知らせたほうがトラブルの種が減ります。
もし、義母から後日「〇〇ちゃんおいしいって言っていた?」などと感想を聞かれたら…と心配するママもいるでしょう。しかし、それはピンチではなくチャンスです。その時に「実はまだ食べさせないようにしているので、私たちがいただきました」と伝えれば、同じものが贈られることはなくなります。
しかし、洋服など「残る物」のプレゼントは困りますよね。
子どもの洋服なら、次に会うときに着せて一度は見てもらえばいいと思います。そのとき「子どもはすぐ大きくなるので、次に会うときにはもう着れないかもしれないですね」と一言義母に伝えておくのはいかがでしょうか。
もし、子どもが洋服の好みが言えるくらいの年齢なら、直接義母に「こんな服がいい」と伝えさせるのもいいでしょう。例えば、息子しかいない義母の場合、女の子へ洋服を買った経験が少ないことから赤やピンクのフリルいっぱいな洋服が贈られてきて困ったという話を聞きます。
しかし、女の子は意外とシンプルな洋服が好きで、色の好みもはっきりしているため、義母のプレゼントを着てくれないことも多いでしょう。子どもに我慢させてプレゼントされた洋服を無理やり着せるくらいなら、「この子はこういった服が好きなんです」とあえて普段気に入ってる洋服を着せてアピールするのも一つの方法です。