愛する人が自分を忘れたら…過酷な介護を支えた母への懺悔に読者が寄せる温かい言葉に涙



家族の気持ちに想いを寄せる読者の言葉

元気だったのに突然家族を忘れてしまった父。多くの読者が人生のはかなさをかみしめていました。

・他人事ではなく明日は我が身と考えさせられました。

・健康で元気な状態でいることはすごいことなんだと改めて思います。

・ある程度年取ると人間いつどうなるかわかりませんね。生きてることが不思議なんですよね

壮絶な介護の現場。自身の経験を思い出した読者が目立ちました。その中でやはり国や公的機関のサポート、そして情報発信が大事だという声があがっていました。


・ 私も、義両親が認知症になり大変でした。一番上の孫は、じいちゃんっ子だったんで、泣き出しました。徘徊するじいちゃんを原付で追いかけてくれたりと、いろいろ世話を手伝ってくれました。今でも思い出します。家族の結束と協力が必要だと思いました。家族が、全部負担するのは大変なので上手に施設の利用をおすすめします。

・このコミックを読んで、いろいろ思い出しました。でもきっときっとご本人が一番辛いのだと思います。


・ 認知症のリアルが描かれていて、勉強になります。私も20年以上前に、認知症の父の介護を経験しました。 当時は情報が乏しかったし、病気に関する周囲の理解も進んでいませんでした。 病気の本人はもちろん辛いと思いますが、家族の心のキズも計り知れません。 病気に対する理解を広めるために、ぜひ情報発信を続けて頂きたいです。

・ 亡き祖母も認知症でした。読んでいて切ないですが、自分や身近な人が認知症になるかもしれない今、このマンガをスタートに理解を深めていくことの大切さにも気づかされました。

・国全体でもっとサポートすべきかと。
障がい者の家族の実情を少しだけ知ることができたので、自分ができることをしたい。寄付や傾聴くらいしかできないかも知れないが。

母親はもっぱらひとりで介護をし、娘たちは独立した後戻ることも少なくなって、のちに主人公は母親に介護のほとんどを任せたことを後悔します。しかし読者からは後悔などしなくて良いと主人公を慮る声があがっていました。

・老人福祉介護施設で働いています。 仕事でなら何回も聞かれても、笑顔で答えますが、自宅で自分の親に何回も同じことを聞かれたら、それはもう殴りたくなる気持ちになるのは当たり前です。このお話の中でまだ高校生の主人公には大変辛い経験だったと思います。

無事に育って自立するのが恩返しですよ。
気に病むことはない


・お母さんお疲れ様でした。娘さん視点のようですが、お母さんからみれば大変な家庭環境で無事に立派な大人になってくれてそれだけでも助かったというような心境だと思います。お母さんが介護に明け暮れてる中自分は学校生活を続けて家を出て家庭を築いてお母さんに負担を強いたという気持ちもあるかもしれないけどそれは反面お母さんの望みでもあったはずですよ。子どもの幸せは親の一番の願いです。

・作者の方の勇気に感謝します、ありがとうございました。高校生の頃の話が自分をみているようで泣きそうになりました。家族のことを周りに言いづらいし、相手の負担になるから結局言えない。
でも誰かにわかってもらいたい気持ちもある。自分だけで抱えるのは重過ぎる。

・私の父は転倒して頭を強打、その後しゃべることができなくなり、だんだん歩くこともできなくなり寝たきりになりました。元気な時は大きな声で私の名前を呼んでいたので、もう一度名前を呼んでほしいと言う気持ちがあふれました。父と重なり涙がが出ました。 寝たきり、誤嚥、胃瘻、延命、私も経験しましたが決断するまで調べたり悩んだり本当に辛かったです。お母さんは強くて優しくて、長年の介護、本当にお疲れ様でした。 素晴らしい作品をありがとうございました。


愛する家族が突然別人のようになってしまい、自分のことを忘れてしまったら…? それでも、相手を愛し続けることはできるのでしょうか…?

▼漫画「若年性認知症の父親と私」

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