子どもの学習に「付きっきり」はNG? 英語教材を展開するサンリオに聞いた“子どもを惹きつける”秘密
■子どもたちが没入する理由は? キャラクターと動画の秘密
忙しい親にとっても、「付きっきりでいなくてもいい」というのは安心材料に。『Sanrio English Master』については、「特に共働きのご家庭からは『子どもが自発的に取り組んでくれる、没入して楽しんでくれるので、家事などができて助かる』といった声を多くいただいています」とのこと。親がいなくても、子ども自身がやる気を出してくれる秘訣はなんなのでしょう。
「サンリオのキャラクターたちだけでなく、幼児が興味を持ちやすい、目で追いやすいキャラクターとして、BUDDYEDDY(バディエディ)などを開発しました。最初のきっかけとして、こうした親しみやすさやキャラクターを好きになっていただくことは大切だと考えたからです。グッズがほしいとの声に応え、10月からはグッズ販売もスタートしました」
ちなみに、ただ親しみやすいキャラクターが登場するだけでなく、ビデオ動画のタッチについてもこだわりがあるとか。
「ただ英語“を”学ぶのではなく、英語“で”学ぶを大切にした知育の側面もあります。英語を使って『手を洗う』とか『スポーツをする』ということを学ぶから、今の子どもの生活習慣にフィットしたものでないと違和感が出てしまう。