子どもの学習に「付きっきり」はNG? 英語教材を展開するサンリオに聞いた“子どもを惹きつける”秘密
そのため、動画も現代風にして、生活のアレコレを違和感なく英語で学べるようになっています。そうしたビジュアルや音、演出にはこだわっていますね」
動画視聴に慣れた今の子どもたちを虜し、没入させるのにはこのあたりにも要因があるようです。
ですが、一度ハマったとしても、飽きっぽい子どもに続けさせるのは至難の業! 苦労している親御さんも多いでしょう。英語は、子どもたちが初めて触れる異言語。失敗して「できなかった」「苦手だ」と刷り込まれてしまえば、続けることはおろか「英語は嫌い!」になってしまう可能性も。
「子どもにとっては、『何かを成し遂げたこと』だけでなく、『成し遂げるために頑張ったこと』そのものを認めてあげる必要があると思っていて。たとえば教材の1つであるクイズ玩具は、答えが間違っても『Nice try!』と、否定的なワードは返しません。逆に褒め言葉は『Good!』『Ok!』にとどまらない豊富なバリエーションを盛り込んでいます」
この「頑張ったこと自体を認める」というコンセプトは、サンリオピューロランドの英語で遊ぶアトラクション『BUDDYEDDY WONDERFUL CLUB』でも踏襲。