2023年5月22日 11:10
メーカー勤務とパートタイマーを経て、独学で動画クリエイターに!? 竹原めぐみさんが一年で独立できた理由
しかし、結婚、出産を経て、家庭の事情により地元に戻ることになり、自身は会社を辞めざるを得なくなりました。地元で前職のスキルが活きる仕事を探すのは難しく、研究補助員としてパートで働き始めました。しかし、時給は決して高くなく雇用も不安定。奨学金を返済しながら子育てもしていく現状に、不安を感じていました。
――結婚や子育てを理由にキャリアを突き詰めることができなくなる女性の声は少なくないですが、竹原さんにもそういった悔しさはありましたか?
商品開発の仕事は楽しかったですし、与えられた仕事を淡々とこなすだけの研究補助員の仕事にはあまりやりがいを感じられませんでした。やっぱり、もっと自分のプレゼンテーションなどのスキルを活かして働きたいという思いはありましたね……。
コロナ禍で幼稚園の休園日が増えてしまい、いよいよ出社して働くことが難しくなってきた頃、真剣に自身の働き方について考え始めました。――実際、動画編集を勉強し始めたのはその頃ですか?
そうです。
学生時代はデザインツールを触ったこともありませんでしたが、メーカー時代はパワーポイントで資料を作るのが得意だったので、動画をまとめることならできるのではと考えました。