2023年8月28日 11:10
【バッグの中身】土屋鞄のおすすめ製品が続々と登場。ジュエリーブランド販促・PR担当が愛するものに隠れた“ある共通点”
「革小物って長持ちしてしまうので、一度買うと買い替えなくて済んでしまうんですよね(笑)。トレンドにも左右されないので、年齢を重ねるたびに、革にしておいて良かったと感じることが増えました。
お財布は、私が商品企画から関わったものでもあるので、今も大切に手入れをして使っています。この革はもともと、染色やコーティングのされていないいわば“すっぴん状態”なんです。この状態の革は傷つきやすくて繊細なので、本来ならこのまま売り物にすることはないんですよね。
でも、国内に工場があって、革の扱いに慣れている一流の職人たちの手でモノづくりを行っている土屋鞄だからこそ、革本来の魅力を伝えていけるはずなのではないか。そんな想いを込めて、商品が出来上がるまでのすべてに関わりました」
革はどんどん持ち主の手に馴染み、色合いが変わっていく。すっぴんから育てられた革は、山田さんが使ったからこその雰囲気が出ていて、世界で唯一無二のお財布になった。
こんなふうに何年も連れ添ってくれるのが、革の大きな醍醐味。だけど、今はBIZOUXで活躍する山田さんのバッグには、こんなものも紛れ込んでいた。
「手を洗う時や汗をかいた時など、外したジュエリーを収納するためにジュエリーポーチも持ち歩いています。