くらし情報『「保険」と「資産運用」って、どちらが大事? 専門家が解説』

2023年10月4日 17:00

「保険」と「資産運用」って、どちらが大事? 専門家が解説

生命保険や医療保険など、民間の保険に入っている人は多いのではないでしょうか。資産運用セミナーでお話をしていると、「保険と資産運用のどちらが大事ですか?」という質問をもらうことがあります。

「保険」と「資産運用」って、どちらが大事? 専門家が解説


■保険で「万が一」に備える、資産運用で「将来」に備える

多くの人にとって、保険に入っていても、資産運用をする必要はあります。それは保険と資産運用の役割が違うからです。

保険はケガや病気など、万が一に備えるものです。それに対し、資産運用は老後の生活など将来に備えるものです。それぞれの役割を理解し、バランスを取りながら、分けて備えておくのが合理的です。


「保険」と「資産運用」って、どちらが大事? 専門家が解説


■保険で備える「万が一」とは

保険は大勢の人が保険料を出し合い、万が一のことがあった方に保険金が支払われるよう、互いに支えあう仕組みです。何も起こらなければ、保険金の受け取りは基本的に発生せず、保険料を支払うのみ(掛け捨て)になります。

ここでいう「万が一」は、起こる確率は低いものの、実際に起こると損失が大きいことを指します。具体的なケースで見ていきましょう。

●ケース①家計を支えている人が亡くなった

家計を一人が支えている場合、その人が亡くなると収入が途絶えることになります。

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