4人に奇跡のような共通点が発覚。運命の歯車を動かした“謎の女”の存在【いちばんすきな花#7】
夜々の話によると、「親との折り合いが悪かった」美鳥ちゃん。椿のいう「中学の頃、あまり学校には来ず、来たと思えば暴れていた」というのは、この家庭環境の悪さによって起こっていたもので、理不尽に暴れるヤバい女、というわけではなさそうです。
また、紅葉の知る美鳥ちゃんは、「ずっとイライラしていた」ということですが、紅葉と会っていた頃は「小花」姓で結婚をしていたようです。今はもう離婚しているようですので、このイライラは、結婚生活に何か大きな問題を抱えていて、気持ちが乱れていたのかもしれません。
ゆくえの記憶の中の美鳥ちゃんは「憧れを抱くほど、素晴らしい人」。塾の先生をやっていた頃が一番自分らしくいられて、やりがいを感じていたから、今もう一度塾を始めたい、と考えたのでしょうか。
椿が実家から引っ張り出した家の絵も気になります。あの家は大人になって購入したもので、実家は北海道のようです。
いろいろ事情があった人と夜々が言っていたように、中学の頃は何か理由があって東京の桜新町に住んでいたのでしょうか。
親と折り合いが悪かったのであれば、「家」というものに思うところや理想がありそうですし、何かそういった気持ちが込められた絵、なのかもしれません。