冷えが気になる人におすすめ! 沖縄・おこもりスパイス旅で身体ポカポカ
壁紙が一面、琉球紅型で彩られていました……! 客室のタイプごとにデザインが変わり、フゥシのテーマは「ブーゲンビリア」。よく見ると星のや沖縄近くにある「やちむんの里」の登り窯や、琉球ガラスを製作している風景が描かれていました。デザインは那覇市出身の紅型作家・宮城守男さんによるもので、原画がパブリックスペースの「集いの館」に展示されています。
掘りごたつ式のリビングはブーゲンビリアの壁紙に合わせた紫色。やちむんの湯呑みを片手にゆったりと腰を落ち着け、海を眺めることができるスペースです。
■宿泊者無料。
ふわふわの泡を頬張る「ぶくぶく茶」を体験
続いて向かったのは伝統的な沖縄の赤瓦が印象的な「道場」。時間ごとにさまざまな沖縄の文化を体験できる施設で、15:00〜16:30には「海辺のひととき」として、「ぶくぶく茶」を宿泊者全員が無料で飲むことができます。ぶくぶく茶とは、沖縄の港町で航海をする旅人の幸せを願って振る舞われた古来の風習です。
ぶくぶく茶の点て方は、まず煎った米を硬水で煮詰めた「煎り米茶」と「さんぴん茶」を1:2の割合で器に入れます。そして大きな茶筅で豪快に泡立て、最後にピーナッツをトッピングすれば完成! ふわふわの泡は煎ったお米の香ばしい香りが心地よく、頬張るように飲むのが正解です。