被害者のはずが加害者に!? 悪に染まった海斗と、イケメン医師のリベンジの真相【Re:リベンジ-欲望の果てに-第9話】
「医療過誤や隠蔽を隠し、陽月に寄り添うふりをして近づき、保身のために陽月の心すら踏みにじる。まるで詐欺師のやり方だ。病院を守るために紗耶の好意も利用したのか?」という大友からの糾弾に対し、痛いところを突かれたからか、海斗は初めて大きく声を荒げます。
「俺は本気で陽月を大事に思ってる!お前さえ現れなければ俺たちは幸せになるはずだった!そんなのお前もやってきただろ。使えるものは使う!病院を守るためには必要なことだ!」
感情的になり本音をぶちまけたものの、実は大友の手引きによって、それを裏で聞いていた紗耶。
「まっすぐで馬鹿正直なところが好きだった」と、紗耶は会長メソッドに染められ、変わってしまった海斗を見限り、海斗と病院の悪行を記事という形で日の目に晒すことを宣言します。
そして後日、ビルから落ちて血を流す紗耶の姿が……これは誰の手によるものなのか……どうか海斗が関わっていないことを祈りたいものです……。
それをやってしまったら、権力争いで父を殺された被害者だった海斗が、はっきりと加害者側に堕ちてしまったということ。天堂記念病院の悪人体質に染まりきってしまった海斗は見たくない。