まずは自分と向き合う。『心に効く美容』でMEGUMIが教える“本当の美しさ”
常にキラキラ輝いているように見えるMEGUMIさんにも、不安や焦り、自分を責めてしまう心の弱さもあるのだという。
そんな自分の弱さを受け入れ、抱きしめる一つの方法が、美容なのだ。美しさを保ちたい、もっと上に行きたいという向上心も大切だけれど、ずっと走っていれば息が上がる。スマホとSNSを通して、いつでも美の高みにいる人々にアクセスできてしまう私たちは、自分が思っているよりもずっと、疲れているのかもしれない。まずは、そんなことに気づかされる。
MEGUMIさんは美しさのために美容を極めたのではなく、ごく自然に自分のことを大切にしようとする過程の中で、美容というアプローチ方法を突き詰めた人なのかもしれない。自分を愛するってどういうことなのか、自己啓発本を何冊読んでも、ふんわりとしか理解できていない。だけど自分のカラダを大切にすることが、自分を愛することにつながっていることは理解できる。
「肌ケアは心のケアだ」と、MEGUMIさんは言う。肌の調子が悪ければ気分が下がるし、人に会いたくなくなる。だけど私たちの生活は忙しいし、致し方なく肌を傷つけてしまう時もある。後ろ向きな気持ちになってしまう自分の背中を押すために、肌を愛すのだと。