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◇아빠(アッパ)の使い方
「아빠(アッパ)」は「お父さん」とも訳せますが、日本語で言うと「パパ」に近い意味の表現です。ですから、小さい子どもは自分の父親を呼ぶ時に「아빠(アッパ)」と言います。
*아빠 같이 놀아줘.(アッパ カッチ ノラジョ)
訳:パパ、一緒に遊んで。*
ちなみに、日本では子どもが小さい時だけお父さんのことを「パパ」と言うことが多いですよね。ただ、最近の韓国では、成人してからもお父さんのことを「アッパ」と呼ぶ人が増えているようです。
また、男性の場合は、自身の子どもが生まれたり、軍隊に行って帰ってきたりした後で呼称を「アボジ」に変える人も多いですが、女性の場合はずっと「アッパ」と呼び続ける人も少なくありません。
その背景には、お父さんに対する厳格なイメージが和らいできたという理由があるのかもしれませんが、これも時代の流れなのでしょう。
ですから、韓国ドラマで成人した人が父親のことを「아빠(アッパ)」と呼んでいても、あまり不自然には思わないでくださいね。
◇아버님(アボニム)
「아버님(アボニム)」は「お父様」という意味です。
自分の父親を尊敬して呼ぶ時、他人の父親を呼ぶ時、あるいは義理のお父さんを呼ぶ時によく使われます。