動き出したサークルクラッシャー! 親友を裏切り、親友の旦那に告白!?【わたしの宝物#第5話】
「私美羽さんの話たっぷり聞くって言ったじゃないですか!親友なんで!」と、親友とは思えない嗅ぎ回りっぷり。あえての「親友」という協調が一層恐怖を感じさせます。
「最近元気ないですよね。宏樹さんも心配してましたよ。私の推しを不幸にしたら許しませんから!私美羽さんのこと信じてますから。ちゃんと話してくれるって」と、押し付けがましく親友を振りかざしながら不倫の話を美羽から引き出そうとします。
“親友イコール全てを知っているべき!”という学生のような若いノリは真琴のエゴに見えて仕方ありません。大人にはそれぞれ事情があるのですから、言いたくないことを無理やり聞き出したりせず、相手をおもんぱかって一歩引くのもまた親友のひとつの形。
しかし、ここで美羽から不倫の話を引き出せなかったことで、「親友なのに!」と、また嫉妬や憎悪を沸々と膨らませてしまったのでしょう。真琴の暴走はどんどんとエスカレートしていきます。■計画的に美羽と冬月を引き合わせる負の行動力
その攻撃の矛先は今度は冬月に向けられます。まず、子どもの栞を連れて、真琴の雑貨屋で勤務するよう美羽を誘います。その後、仕事を装って冬月を店に呼び出し。