2015年6月29日 13:41
アンダーズ 東京が考える「東京の魅力」は発見する楽しさ--総支配人アルノー・ド・サン=デグジュペリ【INTERVIEW】
アンダーズは、ゲストが心地よく快適に過ごす空間でありながらも、その感性を刺激する場でありたいと考えています。そのためアートや音楽などクリエイティブな体験を提案するアンダーズサロンという機会を設けているので、そこでシネマサロンを開催することを考えました。
――アンダーズ東京が提案する“パーソナルにこだわるサービス”とは、どのようなものなのでしょうか。
アンダーズ東京は、サービスマニュアルが一切ありません。スタッフ各自のおもてなしスタイルで、個々のゲストに接しています。筋書きを超えたサービスが、ゲストとの真のコミュニケーションを生みだすと考えているからです。スタッフはもちろん、ゲストの自分らしさを尊重するホテルなのです。
――ホテルのデザインや内装には地域の個性を活かすとのコンセプトにあるように日本らしい演出が手掛けられています。
アルノー氏ご自身は、東京の個性や魅力をどのように考えていますか?
人々はおもてなしの心を持ち、安全で美しく、多様性に富んだ街であると思います。ですから私はいつもゲストに「東京で迷う」ことをおすすめしています。迷った先には、美しい社寺仏閣や日本家屋、暮らしに根づいた商店など、いろいろな発見がある。