くらし情報『スマホリスナーのための32万円の新世代スピーカーは何がすごいのか?』

2016年5月11日 21:00

スマホリスナーのための32万円の新世代スピーカーは何がすごいのか?

「音楽に歌詞を取り戻したかったというのが、開発のきっかけ。レコード、CDで音楽を聴いていた世代は歌詞カードを見ながら曲を楽しんだが、ダウンロードやユーチューブで音楽を聴く時代になって、音楽に含まれる歌詞の文学的な価値が見失われている気がして」と話すのは同スピーカーの開発を手掛けたSIXのクリエイティブディレクターの斉藤迅氏。自身もプロのミュージシャンとして活動しており、『一瞬でやる気を引き出す38のスイッチソング』という歌詞カルチャーに関しての書籍も先頃出版している。「リリックビデオを自動作成する上で、単に歌詞を書き出すというのではなく、曲のムードに応じて、様々な動きで文字を動画で表示させるプログラミングが必要とされた」と話すのは、プログラミングを担当したドット・バイ・ドットCTOのSaqoosha氏。あらかじめ数人のモーショングラフィッカーが制作した動画を曲調、BPM(速度)音の大きさに合わせ、どの曲にも違和感なくクールなデザインで表示させるタイムスタンプ(タイミング)を設定する技術が、SXSWでも高い評価を得た。因みにSXSWでプレゼンテーションに使用されたのは、ボブ・ディランやエミネムなど、緩急織り交ぜた提案だったようだ。

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