くらし情報『”ヴィンテージはトレンドではない“。ヴィンテージショップ・EVAオーナー宮崎聖子【INTERVIEW】』

2016年9月23日 20:15

”ヴィンテージはトレンドではない“。ヴィンテージショップ・EVAオーナー宮崎聖子【INTERVIEW】

商品を出すときはタイミングも大事です。10年前なら百貨店に古着を置くことなんてことを誰も想像しなかったと思いますが、その頃の手帳に、“伊勢丹に自分の商品を置く”“ハーパースバザーに載る”って書いていて、それが一度に叶いました。商品は古いものを扱っていますが、私自身は常に先のことを見据えながらやっています」パーパースバザーの雑誌が大好きだという宮崎さんは、その想いを大切にものづくりにも注ぎ込んだ。EVAが得意とする古着のリメイクアイテムは、その発想力の豊かさに驚かされる。「ハーパースバザーは白を基調としたエディトリアルが印象的で、紙面の中に一つの世界観を作っている。私はそこにフォーカスして、ヴィンテージのラインアップとはまた別に、白で揃えた古着のリメイクアイテムも用意しました。ベースとなるのは、おそらく1930年代頃のドイツの医療用ユニフォームと思われるもので、一着のアイテムを解体してコートやジャケット、パンツなどを制作しています。何十年も前からあるものに新しい解釈で手を加えて、女性のさまざまな顔があるように、1型→17型に仕立てました。
日本人の女性は白のコーディネートを敬遠しがちですが、ストリートっぽく着こなしてもいいし、ぜひ日常に取り入れてもらいたいです」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.