くらし情報『年に1度のアートと映像の祭典「恵比寿映像祭」が開催中。今年の見どころは?』

年に1度のアートと映像の祭典「恵比寿映像祭」が開催中。今年の見どころは?

KANEUJI Teppei《White Discharge(公園)》

金氏徹平《White Discharge(公園)》(オフサイト展示に向けた新作のイメージ)2016


年に1度のアートと映像の祭典「恵比寿映像祭」が、2月26日まで恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館にて開催中だ。第9回となる今回は“マルチプルな未来”を総合テーマに、複製技術を伴う映像の特性と、その発達とともに、個人や社会にもたらされている変化が指し示すものについて、国内外から様々なジャンルの作品やゲストを招き、展示、上映、ライブパフォーマンス、シンポジウム、レクチャーなどを通じて考察していく。メイン会場となるのは、2016年9月にリニューアルしたばかりの東京都写真美術館。イントロダクションとして迎えるのは、ポップスターや女優など様々な肖像に自らが扮した数多の作品で知られる森村泰昌がアンディ・ウォーホルに捧げるために制作した「銃を持つ私/ウォーホルに捧げる」や、澤田知子がおびただしい数のセルフポートレイト写真を用い東アジアの女性たちの微細な差異を考察した「FACIAL SIGNATURE」、気鋭の映像作家レイ・レイが父親の所持していた1988年の書籍『外国の装丁集』をもとにしたアニメーション「本の上の本」

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