「やりたいからやっているだけ」Mega Shinnosuke:音色が映す新時代vol.1【interview】
をUPした翌日から、SNSのDMにめちゃくちゃ色々な連絡がくるようになって。メジャーレーベルの方とか流通の方とか。それで東京に伝手ができたし、今後も音楽活動やっていけるんじゃないかなって思いました。
――今回、初の全国流通盤となるEP『HONNE』がリリースされます。既発曲も収録されていますが、本作の制作において苦労した点などはありますか?
う〜ん。特にないかもしれないです。基本的に作曲段階でアレンジも頭に浮かんでいるので、それを弾いてもらったりするっていうだけなので。敢えて挙げるとしたら、エンジニアリングの面ですね。
基本的に、何かを参考にして作るっていうことがほぼないので、リファレンスとかを挙げてくれって言われてから自分の曲に合う楽曲を探すっていう。「ドラムはこの曲で、ギターはこの曲みたいな感じで」っていう感じでお願いして、全部立ち会いましたね。
――なるほど。
何かから影響を受けた自覚もないし、知識もない。だから、信じるのは自分の感覚だけですよね。自分の感覚を、いかに根拠付けるか。最初は感覚で「なんとなくこうした方がよくなるんだろうな」っていうのがあっても、不安になったりすることもあったんです。