くらし情報『パリ・オペラ座のバレエダンサーを撮影した仏写真家の展覧会がシャネル・ネクサス・ホールで開催』

2019年12月19日 18:00

パリ・オペラ座のバレエダンサーを撮影した仏写真家の展覧会がシャネル・ネクサス・ホールで開催

薄暗い照明の中で撮影された「Catharsis」は、ダンサーたちが放つエネルギッシュな動きが抽象的かつ絵画的に表現され、壮観なガルニエ宮にダンサーたちが配置された「Analogia」は、まるで壮大な絵画のよう。

パリ・オペラ座のバレエダンサーを撮影した仏写真家の展覧会がシャネル・ネクサス・ホールで開催
「Analogia」シリーズより
All Photos ©Pierre-Elie de Pibrac/Agence Vu’

アンジュラン プレルジョカージュ振り付けの『ル・パルク』や、ピナ バウシュの『オルフェオとエウリディーチェ』、勅使河原三郎の『闇は黒い馬を隠す』、ウェイン マクレガーの『感覚の解剖学』、モーリス ベジャールの『ボレロ』、ベンジャミン ミルピエによる『ダフニスとクロエ』等の名作を、パリ・オペラ座ダンサーたちによるパフォーマンス・シーンとして見ることができるのも、見所の一つといえる。

「In Situ」シリーズは、ピエール=エリィ ド ピブラックの被写体に対する洞察と親密性を示すものであり、神話的華麗さに彩られたパリ・オペラ座バレエ団をとりまく環境を総合的に探ろうとする、彼の独創性の証でもある。

なお本展は、2020年9月19日から10月18日まで開催されるKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のプログラムとして巡回する。

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