2019年12月30日 11:00
2019年、夢中になったベストアーティスト3選【奥浜レイラの音楽のすすめvol.8】
がシェアした投稿 - 2019年 9月月29日午後2時24分PDT
兄妹二人三脚で作ってきた音楽は、ダークでダウナーなサウンドに、危うくて美しい世界観、内向的な雰囲気です。これまでのメインストリーム、ポップミュージックの枠組みを壊しながら、確かな推進力で新たな道を作っている新世代のアイコン。銃の乱射、処方箋薬の過剰摂取、地球温暖化など社会を憂う歌詞や、発言もニュースになることが多く、この12月に18歳になったばかりの彼女から目が離せません。
Rex Orange County
ロンドンからも新世代のシンガーソングライター、レックス・オレンジ・カウンティがシーンを騒つかせていました。本名はアレックス・オコナー(Alex O’Connor)、21歳。16歳でイギリスの名門音楽学校に入学、ドラム、ピアノ、ギターを演奏するマルチ・プレイヤーで、2017年にアルバムをリリースした後タイラー・ザ・クリエイターの目に止まり、タイラーの作品にソングライター、シンガーとして参加し一躍脚光を浴びました。
2018年にサマーソニック出演のため来日しパフォーマンスが話題になっていましたが、1950年代~現代のまでの様々なポップスを彼の中で昇華させ、その中にヒップホップ的なアプローチも取り入れるなど、高度なポップ・センスでコアな音楽リスナーのハートを掴んでいます。