京都・嵐山駅が幻想的にリニューアル、デザインは森田恭通
また、コンコース内に嵐山温泉の足湯、駅前の天龍寺にちなんだ「龍の愛宕池」にはカスタムペインターの倉科昌高作の龍を設置、震災復興を願う「福島三春町の滝桜」も植栽された。
北側コンコースに新た導入されたテナントには宇治茶の産地の和束町と京福電鉄のジョンイントベンチャーの日本茶カフェ&バーも出店されるなど「従来、あまり訴求できていなかった日没以降の嵐山エリアの魅力を打ち出せれば」と京福電鉄の鈴木浩幸・事業推進部部長。
「日本の駅のパブリックゾーンの白い光の空間が僕自身苦手で、今回のリニューアルでも自分自身の得意とする“光”をデザインのテーマに置いた。外国の観光客が訪れて、京都らしいと感じる駅の必要性を以前から感じており、“ザ・キョウト”の嵯峨嵐山でのランドマークになれば」と森田恭通氏は話す。
2002年にリニューアルされた正面エントランスにもキモノフォレストを導入
2002年にリニューアルした嵐電・嵐山駅正面エントランス
駅東口から駅舎への風景。夕暮れの車窓は幻想的
駅東口の龍の愛宕池、龍の絵は倉科昌高作
ダブレット×コラントッテの“磁気”ネックレス、重量感のあるパンク調デザインで