サスティナビリティで方向を一致させる2020-21秋冬イタリアのバッグトレンド【MIPELミラノ現地レポート】
ポルトガルのアルテルサ(arutelusa)のコルクバッグ、台湾の「スタジオスモール(STUDIO SMOLL)」はトスカーナの植物タンニンなめしレザーをレーザーカットし、パーツをネジトレンチで組み立てることでリサイクルするというコンセプト。
スパッツオイフ(SPAZIOIF)
日本の折り紙のアイデアは2021SSのバッグ全体的なトレンドにもピックアップされており、シチリアのパレルモにアトリエを構える「スパッツオイフ(SPAZIOIF)」でも新作はミニマムな“origami”テクニックがテーマとなっていた。
エレモ(EREMO)
フィレンツェの老舗バッグメーカーのブラッツィアリーニ(braccialini)
このOrigamiに見られるマテリアルの3Dアプローチ、アジアンモダンなミニマムなデザインがピックアップされる一方、クラシックなテクニックやモチーフが見直されておりイタリアのエンブロイダリーのモチーフをレザーに施すクオイエリア・フィオレンティーナ(CUOIERIA FIORENTINA)や2019年4月にローンチしたラツィオのアルビトにアトリエを構えるエレモ(EREMO)はサスティナビリティに配慮したデザイン背景を美しい曲線で描き出している。